絵本が好きです



待ち合わせや時間調整に使う本屋や

たまに立ち寄る図書館で、



面白いタイトル、

色のあふれる表紙…

気になったら迷わず、すぐに手にとって眺めています。



言葉の分からない国の作品でも、

眺めているだけで

何となくストーリーが伝わってくるのも、

絵本の魅力の1つです。



お気に入りの絵本は沢山ありますが

最近、こんな一冊に出会いましたキラキラ





『ラヴ・ユー・フォーエバー』

著:ロバート・マンチ
画:梅田 俊作





本を開くと、そこには

赤ちゃんに子守唄を歌って聴かせる

お母さんの姿。



ページをめくるごとに

可愛かった赤ちゃん(息子)は

すくすくと成長し、

お母さんの手には追えない、やんちゃな男の子に。



でも、何かある度に

お母さんは

赤ちゃんだった頃と同じように

成長していく息子を抱いて

子守唄を歌って聴かせるのです。





ぬくもりのあるイラストと共に綴られる

いつまで経っても変わらない

お母さんの愛情と優しい子守唄。





やがて息子は大人になり、家を出ます。



そうして月日が経ち

歳を取って、最後まで子守唄が歌えなくなったお母さんに

息子は。。。





じわじわと涙があふれてきて



少しでも下を向いてしまったら、

一瞬でもまばたきをしてしまったら、



ポロッと涙がこぼれてしまいそうで



それをガマンしていたら、

代わりにハナミズが出てきて困ってしまいました





ふと、

自分は一人ぼっちでいるかの様な

孤独を感じてしまった時、



自分に自信が持てなくなった時、



または、

これからお母さんになる人へ…





「今」があるのは、

強く、深い愛情に

支えられているからこそだと

思い知らされる一冊でした。