ケンブリッジ大学卒業して日本で教育やってみた

ケンブリッジ大学卒業して日本で教育やってみた

ケンブリッジ大学卒業後、同大学で修士課程を修了したんですが、

なぜか教育がしたくて帰国。

兵庫県周辺で教育をしている教師の日常を綴っています。

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なんだか久しぶりですいません、ぷーたろうでございます。

言い訳ですが、勉強が忙しかったり、風邪引いたり、親族との諸事情があったり

少々忙しさマックスな状態でございました。言い訳です。 すいません。



えっと、最近小学生の家庭教師をすることが多いのですが、

思うところがあったので、ちょっと雑記として書いてみます。


なんというか、「論理的」に考えて勉強している小学生が少ないんですね。

論理的に、というのは、

3+5=8 で、引き算は足し算の逆だから、 8-5=3とか、
12x6=72 で、割り算はかけ算の逆だから 72÷12=6とか。

論理的に考えれば、わかることってたくさんあるんですよ。

でも、それができなくて、3+5 とか、8-5 とか、12x6とか、72÷12とか、

全部単発でしか考えられない。

そんな小学生がとても多いです。


このような生徒の特徴は、根気がない=知らないことは考える前にあきらめる

というケースが多く、おそらく学校でも、先生のいうことを考えずに丸暗記してるのでしょう。

で、文章問題が全く解けないケースが多いです。


学校でどういう教育したらこういう子供ができるのか、少々不思議なんですが、

最近ようやく解決策がまとまりました。


簡単だけど考えないと解けない問題をやらせれば良いんです。

例を言うと、

超簡単な数独だったり、数字パズルなどですね。

効果絶大です。

もっと直接学校の勉強とつながりがあることをさせたいというのならば、

有名な宮本先生の「賢くなる算数」シリーズがお勧めです。

良くできた問題集です。本当に。

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こちらは、ブラックですが、ホワイト、その他数字クイズなど充実しております。


ここで重要なポイントは、「子供に考えさせること」つまり、答えはもちろん、ヒントも教えない。

子供が自分で解けるまで放置するということですね。

内容がおもしろいと、子供は自分で黙々とつつけます。


間違っても、親や先生に「やらされている」という雰囲気を作ってはダメです。


そうすると、子供は内容がおもしろくても、やらなくなります。

で、がんばってやっているならば、褒めてあげる。

それだけで、自らがんばって問題を解く意欲、そして論理的思考能力が磨かれます。


っていうか、こういった能力がないと、勉強だけでなく、社会に出てもろくなことできませんからね。


というわけで、僕が小学生にやらせる勉強のアプローチは、こうなりました。


①クイズ感覚で論理的思考能力を育てる

②8割以上解ける簡単な問題集を解かせる

③徐々に難易度を上げて、受験問題レベルの問題も解けるようにする

④受験校の過去問を繰り返しとかせる


キーワードは、「モチベーションの維持」ですね。
エッセイとは、ぷーたろうが教育にまつわる個人的な意見を好き勝手に綴る場であります。

今回は、「塾が良いの?家庭教師が良いの?」というわけで、


勉強したいんだけど、どう勉強したらいいのかわからない、

または、子供が勉強しない、してるのに成績が上がらない、

そんなときに、どこの誰に指導を受けるべきか、


一応塾講師も、家庭教師も経験していますので、それなりに参考になることを

お伝えできるかと思います。

ま、塾とか家庭教師とか以前に、何のために勉強するかが大事で、

成績を上げたい → 何のために?



良い大学に行ってほしい → 行ってどうするの?



良い企業に就職してほしい → 良い大学に行ったら本当に就職できるの?

と、まぁ、勉強を何のためにするのかを真剣に考えてほしいのですが、

それだけで一本エッセイかけてしまうので、それはまた後日に。

とりあえず今日は、理由はともかく一人では勉強ができていない生徒が、

どこにお世話になるべきか、という点に絞って伝えていきたいと思います。




結論から言いますと、僕は基本的に塾の方をお勧めしております。




理由はたくさんあるんですが、とにもかくにも勉強であれスポーツであれ、重要なことは


良い指導者に巡り会えるかどうか


にかかっています。


単純に、塾の方が、良い指導者に巡り会える可能性が高いです。

これは、間違いないです。

その理由は、多くの塾では、講師の指導を行っていますし、

講師同士でお互いに刺激し合ったりして、良い指導者が育つ環境があるからです。


家庭教師の場合、教師本人が自ら教師としての勉強をしない限り、成長はない、

またはとても遅いです。 まれに、たいした経験もないのにすごく優秀な

家庭教師の先生がいますが、ほとんど見かけません。

学歴とか、年齢とか関係ないです。 東大出ていようが、高卒だろうが、

優秀な教師は優秀ですし、指導者に向いていない人は向いていません。

特に、学歴の高い大学生は、自分が行ってきた指導方法を押しつけるだけで、

子供のことをしっかりと把握できていない場合が多いです。

他にも、子供に質問されたら答えるけど、自分からこうした方がよい、というような

指導らしい指導ができないような教師もいます。ようするに、教師として二流な場合が結構あります。


ほとんどの家庭教師斡旋会社にいえることですが、教師の指導なんてほとんどやっていません。

ようするに、家庭教師を頼む場合、良い教師に巡り会えるかどうかは、完全に運です。

実績を見るだけでは、優秀かどうかも判断は難しいですし、

実績のある指導者を頼む場合高くつく場合も多いです。

正直、割に合わないケースがほとんどですね。


塾の場合、合わない先生に当たった場合、それを塾に申し出れば指導者を変えてくれる場合

がほとんどですし、生徒ががんばっていれば、成績が上がらない場合、たいてい

塾の責任者からその教師になんらかの注意が入ります。

尻に火がつけば、何らかの工夫をするものですから、動機はどうあれ、

教師として成長する可能性は、塾の方が高いです。

それに、塾では教材も充実していますし、

(僕は個人的に100冊近く教材を持っていますが、

個人で、それだけ教材を持っている人はまれです。塾には普通もっとあります)

周りに勉強している生徒が他にもいて、刺激にもなります。

それだけでなく、毎年何十人という生徒を指導しているわけですから、受験や定期テスト対策など

個人の家庭教師よりも遙かに詳しいです。

さらに、自習室などがある場合もほとんどですし、勉強をしやすい空間が常に用意されています。




まとめると、以下のようになります。


塾の場合


- 教師の能力が高い場合が多い
- 教材が充実している
- 勉強しやすいスペースがある
- 教師の数も多く、変更できる場合が多い
- 他にも生徒がいて、刺激になる
- 受験などに詳しい


家庭教師の場合、家庭で指導してくれること以外、

メリットと呼べるようなものが、あまりありません。

しかし、あるにはあるんです。


例えば、僕の場合指導はできるだけ家庭でやりたいです。 

その理由は、子供の能力や勉強習慣などはそのほとんどが家庭環境からきているからです。

家庭が子供に与える影響とはとても大きく、家族ぐるみで習慣を改善すれば、

子供の成績は早く効率的に上昇します。


つまり、家庭教師の場合、親と教師の間の人間関係を作ることができ、

その上で家族全体の指導(と言ってしまうのは恐れ多いのですが)を行うことが可能なわけです。


しかし、また話が戻りますが、家庭を丸ごと指導できる家庭教師に当たることは、

無理と言い切っていいぐらい、可能性が低いです。


もし、そのような優秀な家庭教師を希望する場合、塾に行かせながら、週に一回家庭教師に

きてもらい、納得がいく教師に出会えるまでひたすら変えていくのが良いでしょうね。


じゃあ、家庭教師は辞めた方が良いのかというと、そういうわけでもありません(笑)

どっちやねん、といいたくなりますが、僕の見解としてはこうです。


基本は塾が安定で、安全。 でも、良い家庭教師に当たれば、そちらの方がよい場合もある。

つまり、どうしても塾に行かせられない理由がある場合を除き、できるだけ塾に行った方が

良いが、良い家庭教師に巡り会えるまで探し続けるのもあり。



塾に行かせられない理由ですが、以下のようなことが考えられます。

- 夜遅くなったりすると、不安
- 人見知り、登校拒否や、けが病気など、子供が外出できない
- 近所に塾がない


さらに、参考程度ですが、以下のような塾は避けた方が良いかもしれません。

- 国公立、関関同立を無理矢理目指させ、子供の希望を聞かない
- 塾以外の習い事、部活を子供の意志に反しやめさせようとする
- 塾の内部が汚く、生徒がうるさい
- 遠い
- 集団指導しかしない
- 教師の変更ができない
- 入塾金をとったり、初回指導が安くないなど、やめにくい


これぐらいでしょうか。

要約すると、塾とは当然ビジネスですから、たくさん生徒にきてほしいと思っています。

そのために、国公立、関関同立にどれだけ生徒を通したか、が売りになるのですが、

そういった塾の都合だけを押しつけようとする塾がある場合があります。

上に上げた最初の三つは、その傾向です。


遠い塾は、電車ならできることがありますが、移動に時間がかかると勉強時間が減ること、

また、帰る時間が遅くなることから、避けた方が良いでしょう。

近くによい塾がない場合はしょうがないですけど。


集団指導については、それについては文句はないのですが、集団指導だけ受けて

良い成績を取れる生徒は、別に自分一人でも勉強できますから。塾行く必要もないかと。

浪人生の予備校は全く別ですけどね。


最後の二つは、これも塾側の生徒をはなさない工夫で、生徒のことを考えての対策

ではありません。 よって、避けた方が良いでしょう。


塾もピンキリですので、じっくりと選んだ方がよいです。

体験入学無料の塾はたくさんありますので、いろいろ試した方がよいです。


最後に一つ、


家庭での勉強習慣をつけてほしいから、家庭教師を頼むというのは、やめた方が良いです。

家庭で勉強しない子は、家庭教師をつけても、家庭教師がいるときは勉強しても、

いなくなるとしませんよ。

それよりも、塾は勉強する場所、家はリラックスする場所と、はっきり分けた方が

子供にとって良い場合が多いです。

親としては、家で子供が勉強していないと不安になるのはわかりますが、

親の不安を解消するために、親のために子供は勉強しているのではありませんから。


どうしても不安だという親は、家庭で勉強の時間というのを決めて、

1時間でも2時間でも良いので、子供と一緒に勉強してはどうでしょうか?

本を読むだけでも良いですし、数独のような、ゲームのようなものでも良いです。


親が勉強していると、子供も勉強するようになるものですから。

一緒にがんばっているという一体感を与えることはとても大事です。

部屋にこもって勉強しているふりだけしているなんてこともありますからね。

勉強をやるなら、親の見えるところの方が、いいです。

忙しくて一緒にできなくても、家事をしている間に見える場所で

勉強してもらうようにしましょう。

静かな場所の方が集中できるという子供が多いですが、9割方嘘です。

周りに人がいないとサボるのが楽だから、一人でしたいだけの場合がほとんどです。

それに、周りの雑音が聞こえないくらい没頭している様子を、集中していると呼ぶわけで、

周りがうるさいから集中できないというのは、それ自体矛盾していますしねw




以上、長くなりましたが、少しでも参考になればいいかと思います。

目を通していただいて、ありがとうございました。

お久しぶりです、ぷーたろうです。


今日、気づいたというか、再認識したんですが、

子供が勉強をやりたがらない理由、その最大の理由は、やはり




自信がないこと




であると思われます。


勉強しなさいと言っても、やだという。

やりたくない理由を説明しない。

ただ、やりたくないというだけ。


この場合、ほとんどは、自信がない、できないのがいや、その他諸々、

とにかく「できない自分を認識する」または、「できない自分を知られる」

ことがいやなケースがとても多いです。


つまり、勉強=できない という図式がもう頭の中でできあがってしまっている

要するにできる自信がないんです。


これを克服するには、勉強は、やっていればできるようになる、最初はできないことは

恥ずかしいことではないと言うことを、わかるまで繰り返し伝え続けるしかありません。


間違っても、無理やれやらして、できなかったときに、なんでできないのとか、

それができないのは普段から勉強してないからだとか

頭ごなしに起こってはいけません。

何でできないのかなとか、問いかけることすらダメです。


ここで親も教師も持っておかなければいけない認識が、


勉強は最初は誰でもできないもの


ということです。


勉強 -> できない -> だから勉強する -> できるようになる


という図式を理解させ、

そして、できるようになったときに、それが良いことだという認識を与えてあげることです。


ご褒美を上げるか、単純に褒めてあげるだけで良いです。

時々、昔できなかった問題を振り返って、

昔はできなかったのに、がんばったからできるようになったね、すごいね

と、がんばると良いことがあると言うことを教えてあげなければいけません。

現状ではなく、成長を評価してあげるんですね。


焦って無理矢理やらせてはいけない。


教師側から言わせてもらえれば、ただやる気がないだけに見えて、無理矢理にでも

やらせたくなるのですが、そこは根気よく行かないとダメですね。


今日もまた、そんな生徒を相手に、根気よく、


やればできるんだよ 

という語りかけを続けています。