どんな世界の住人になりたいか望んだ時
何より大切にしたいのが
「調和」
かなぁ〜
先日、好きなピアニストの辻井伸行さんの
ドイツの某有名なピアノ工場見学のYouTubeを観ていて、面白かった。
ピアノはそれぞれの専門技師による緻密な作業で手作りされていく工程であるのだが、基本的に一人の技師が最後までひとつのピアノを責任持って完成に導くという作業。
一台の完成までに２年程かかるそうな
最終、音の調律するのは、たった一人の調律師であるが、それぞれのピアノは同じ工程、同じ素材で作られてはいても、技師によって音色や特徴がどうやら全然違うらしい
その数十台の完成されたピアノの試し弾きで
辻井さんは、何かに取り憑かれたように、
ピアノ一台一台を回っていき、
それぞれ違う曲を奏でていく。
すべて弾き終わり、辻井さんが
自分の気に入った一台のピアノの前に戻り
「これが…好きですね」
と、愛おしい人を見つけたように微笑み、
もう一度そのピアノで曲を奏でた。
全てが完璧といえるほどの完成度の高いピアノの中で、
辻井さんは自分と波長の合うピアノを
ひとつ選ぶ目的で、それを見つけ出す。
ピアノも、辻井さんとの出会いは、
きっとこの上ない幸せと喜びなんだろうなぁ〜
なんて、思えちゃう
そんな出会いから流れる音やメロディは
周りの人にも心地よさや感動を与えるもの
まちがいない
なんか、そんな映像を観てふと思った…
私たちもこうして
生まれてきたのかなぁ〜って
魂である存在として、私たちは
この地球で、今世
自分の表現を楽しむために
今回はこのバージョンの肉体を
自分で選んだのかもね…ってね。
楽器のように
私たちは、ひとりひとり
個という周波数を持つ存在
魂にも周波数があり
肉体にも周波数があり
奇跡的な出会いで合い重なって奏でる音は
唯一無二の音
その周波数の音を奏でる私という存在は
無限の可能性で自分の音を表現し、
楽しむことができる
自分が奏でたい音
自分という特質を生かして生まれる音
それぞれの音は
どれも美しく
どれも楽しく
どれも自分だけの音
オーケストラは様々な違う楽器が
それぞれの音色を奏でる世界。
自分とは違った音色との共創で
自分の音も他の音も調整により
その特性を生かしながら、
それぞれの音の美しさを引き出した瞬間に
見事なハーモニーが生まれる
そんな瞬間の連続が
とても心地いい「調和」の世界
なんだろうなぁ〜
その世界の中で生まれた
奇跡のような名曲
まさにそれが自分の人生のストーリー
なのかもしれない
誰もが作曲家であり、音楽家やん
もっと自由に、軽やかに♪
自分が選んだ大好きな自分の音を
最大限に奏でて、楽しんでいこう〜
この宇宙のオーケストラでね〜
すべてに感謝…
