岩盤浴のルーツ(玉川温泉)
岩盤浴のルーツは秋田県にある「玉川温泉」だと言われています。
必ずと言っていいほど各岩盤浴場のパンフレットには、玉川温泉を紹介する文章が掲載されています。
岩盤浴がこんなブームになるなど思ってもいなかった5年ほど前、
知人の「東北の名湯巡り」のお供で訪れたことがありました。
2泊3日の旅で、青森・秋田の6つの温泉に入るという強行軍。
青森「酸ヶ湯」「蔦温泉」、秋田「乳頭温泉」「後生掛温泉」「大湯温泉」そして「玉川温泉」。
乳頭温泉を後にし山道を走ると、モウモウと白煙が。そこに「玉川温泉」がありました。
玉川温泉の建物自体はパッとしないものでしたが、ここの宿泊するのは至難の業とのこと。
長期滞在して岩盤浴治療をされる人がたくさんいるのだそうです。
宿泊できず、駐車場にワンボックスカーを停め、そこで寝泊まりして湯治される人も。
各宿泊部屋の入り口には、傘立てのようなものがあり係の人に尋ねると、「ゴザ入れ」だとのこと。
そこで初めて岩盤浴というのがあり、地面にゴザを敷き地熱で身体を温める湯治の仕方がると知りました。
残念ながら私自身は岩盤浴はせず、普通の内湯に入るだけでした。
しかしこの日帰り温泉だけでも大満足。
日本一といわれる殺菌力の高いPH1.2の強酸性の泉質。
あまりにも酸性が強いので、玄関口には20分以上の入浴を禁じる張り紙が。
入ってみると、1分~2分程度でお尻がひりひり。
顔を洗ったとき少量目に入ってしまい、目が開けられなくなってしまったほど。
この源泉100%の湯以外にも、50%に薄めた湯や、蒸し風呂、サウナ、露天風呂などがありました。
内湯の雰囲気も古い湯治場を思わせ、素敵な空間でした。
実際行ってみての感想は、
最近ブームの岩盤浴も1回や2回ではなく、
何度も入ることにより体質改善に結びつけることが肝心だなーということ。
この玉川温泉で寝泊まりして湯治されている方々の熱心さに、感服するばかりでした。
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