5月30日
同居していた義母が
83歳の人生を終え
他界しました
体調が悪くなり
病気が判明してから
僅か1ヶ月ちょっと
入院してから1ヶ月も経たず
旅立った義母
親族も気持ちが追い付かず…
本人が1番ビックリだよね…
食欲が少し落ち
熱は全く出ないものの
咳が気になり病院へ
大きい病院を紹介され検査
胸水が溜まっていたので
水を抜き検査した所
癌の診断
もっとはやく体調の変化に
気付いてあげていれば
もっと早く病院に来ていれば
たらればが頭の中をぐるぐる
入院する2日前まで
普通にリハビリに通っていた義母
お世話になった
ケアマネさん
施設の皆様も
声にならない驚き
入院した時
自宅にはもう戻れないと分かった義母
面会に行く度
苦しくて辛い中
私の身体を気遣ってくれ
そして感謝してくれ
握手を求められ
帰る時はバイバイと手を振ってくれた
「また明日来るね」
私の言葉に小さな声で
「楽しみにしてる」
毎日、後ろ髪引かれる思いでした
主治医も驚くほど
容態の悪化が早かったお義母さん
肝門部胆管癌
リンパ節転移もありました
入院前の処置で350ccの胸水抜去
入院直後に抜いた水は1000cc
その翌日も800cc
主治医も驚くほどの進行速度
加えて腹水も溜まりました
苦しむお義母さんに
できる事を最大限にしてくださった
先生方
こんな病院初めてと思うほど
先生も看護師さんも
親切、そして親身になって頂き
感謝しております
入院する日、涙目で
絶対に延命処置はしないで下さい
と、主治医に懇願したお義母さん
そんな事お義母さんに言わせてごめんね
辛かったよね
付き添った私が泣いちゃって
ごめんね
最期は私達夫婦
義姉夫婦に看取られ
旅立ちました
仕事で駆けつけられなかった義兄
間に合わなかったけど
病院に駆け付けてくれました
同居して5年足らず
脳出血で倒れ
介護が始まってから3年弱
自他共に認める
ちょっと個性的な性格のお義母さん
大変な事も沢山ありました
その中にも
沢山の笑いがありました
鬼嫁の私に我慢してくれました
この5年弱
一緒に暮らせた事
私は感謝しています
お義母さんは我慢の連続だったかな…
恥ずかしくて
言えずにいた事
『お母さん、◯◯君(おとうしゃん)を
産んでくれてありがとう』
声を振り絞り答えてくれたね
『なんとまぁ嬉しい事を…』
その10時間後
息を引き取った義母
6月4日
お義母さんの希望でもあり
家族葬で見送りました
私が死んでも悲しまないで
泣き続けないで
お義母さんの思い
前を向いて
時に、空を見上げ
心の中で話しかけながら
過ごします
今日
6月7日は義父の命日
お義父さんとはもう逢えたかな
お迎えに来てくれたかな
一緒に
こちらの皆を
見守っていてくださいね
私を家族に迎え入れてくれて30年
可愛がってくれて
ありがとうございました
本当に
本当に
ありがとうございました