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最近は流石にみないが、以前新型コロナウイルスのワクチンの有効率をテレビでみた。

定かではないが、90％以上の有効率という言葉を目にした記憶がある。

「じゃあ〜!!!、

ワクチンを打てば90％以上、

感染を防げるんだ！」

って思ってました。

たぶん皆さんそう思ってるんじゃないかなぁ。

まずテレビでも報道されている有効率を確認してみます。

確かに厚生労働省のＨＰにその論拠が以下のように記載されている。

↓上記の表の出所は以下の厚生労働省のサイトです↓

ファイザー社の新型コロナワクチンについてファイザー社のワクチンについて掲載しています。

www.mhlw.go.jp

90％以上の有効率？

ところで有効率ってなんだ？

厚生労働省の計算がパッと見、よくわかり難いので、簡単に説明します。

ワクチンを受けた人で発症した人が８人

ワクチンを受けずに発症した人が１６２人

この数字から、ワクチンを受けなければ１６２人が感染すると言える。

しかし、ワクチンを打った事で、

162人が８人に留まったのだから、

162−８＝154人の人が感染を防げた。

よって、有効率はワクチンを打たずに感染した人の総数から、

ワクチンを打った事で感染を防げた人の割合となる。

つまり、154 ÷ 162 ≒ 95％

※厚生労働省の計算式には被験者数も含まれてますが、
　ほぼ近いを被験者としており、
　計算式を簡単に見せるために省略してます。

ん〜ん。

この数字にしっくりこない。

たしかに感染を防げた人は154人で間違いでしょうが、

被験者の総数をほぼ無視した計算方法になってる。

私だったら、以下のように計算します。

　ワクチン接種者の発症率…　 8÷18,198＝0.04％

非ワクチン接種者の発症率…162÷18,325＝0.88％

この発症率の差が0.88−0.04＝0.84％が有効率ではないでしょうか？

被験者の平均値（18,198+18,325）÷２＝18,261.5人の中で154人の感染が防げて、

それが有効率ってイメージを持ちます。

もちろん154÷18,261.5を計算しても0.84％となります。

庶民の抱く有効率のイメージはこっちではないでしょうか？

だいたいにして、厚生労働省の計算方法だと、

被験者が1,000人だろうが、10億人だろうが、有効率は同じとなります。

たとえば、1,000人の内154人もの感染を防げれば、その効果は15.4％です。

すばらしい数字です。

しかし、10億人だと効果0.00154％です。

全く効果がないといって過言ではありません。

感染を防ぐ効果を現す指標であれば、被験者数を有効に計算にいれないと意味はないと思います。

ちなみに、0.84％の人の感染を防ぐ効果があるとしたら、

ワクチンを100人に打って、

感染を防げる人は１人以下という事になります。

このを解って厚生労働省やマスコミが有効率を報道しているのであれば、

とんでもない事だと思います。

「90％の以上の人が感染を防げる」という誤解を招く表現をしてるのだと思います。

いや私が、間違ってました。

厚生労働省のホームページに以下が書いてありました。

予防効果が明らかになってない事は、国会答弁にも出てました。

私が計算していたのは、予防効果でした。

厚生労働省が発表したのは、

有効率で、予防効果とは全く別物でした。

ここまで読んで頂いた方、

大変申し訳ありません。

大変失礼しました。

でも、チョットまって下さい。

一般的にワクチンというのは、

予防より重症化を防ぐものだと聞いてます。

これからワクチンを打とう！

と人に対して、「有効率90％以上」

と詠うのは、何の為でしょうか？

「予防率90％以上」と誤解させるためでしょうか？

厚生労働省のＨＰには、

重症化を防ぐデータは載ってなにも関わらず、

「有効率90％以上」の表現は何の意味があるのでしょうか？

わかる方教えて下さい。

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4/2 コロナワクチンで感染を防げる人の割合は●●％

4/2　コロナワクチンで感染を防げる人の割合は●●％