1月末ごろのこと
昼ごろ、急に、となりに住んでる90歳の父が、居間の窓ガラスをトントンして
「市役所まで、車に乗せてってくれ」と焦った様子でやってきました。
乗せてくけど、どうしたのか聞くと、行きたいところは、市役所ではなくて、近くの行政センター(歩いて30分くらい)で、今そこに歩いて行って帰って来たところで、忘れ物したので、また行きたいけど、もう歩いて行くのはさすがにきついから、車で連れてって欲しいとの事でした。何を忘れ物したか聞くと、マイナンバーカードを持っていったのに、帰って来たらカバンに入ってなかったと。
とりあえず、行く前に、行政センターに電話して、マイナンバーカードの忘れ物が、無いかどうか聞いてみました。行政センターの人が、探してくれましたが、無いという事でした。
一旦、父の家に行って、詳しく話を聞いて、カバンの中や、服のポケットなども、探してみましたが、どこにもないので、行政センターに父を連れて行きました。
先ほど電話していたので、その方や、窓口で対応してくれた方も一緒に、その時の様子など教えてくれましたが、その時持っていって、みせた証明書類は、保険証だったと窓口の人は、言っていて、マイナンバーカードも持っていたのは見えたみたいでした。
そして、失くしたのは、マイナンバーカードだけでなく、保険証も一緒に失くしたとその時にはじめて、父は気が付いたのでした。(もー何やってるんだか、やばいです)
保険証だけ持っていけば済むところ、わざわざマイナンバーカードまで持って行って、二ついっぺんに、失くすとは。そして、保険証を失くしたことを、気が付いていない。
そもそも、行政センターに行かなければいけないなら、車で連れてってと頼めば、連れていくのに、一緒に行けば、失くしたりしなくて済むのに、自分で歩いて行って。健康の為、歩かなければと言うのは、いつもの口癖。
結局、それから、交番に一緒に行って、遺失物届を出してきました。
そして、数日待ちましたが、見つからないので、また行政センターに行って、保険証の再発行(こちらはすぐに再発行してもらえました)と
マイナンバーカードの再発行をお願いしてきました。
はじめ何の為に、行政センターに行ったのか?それは、保険会社から、個人年金の証明書類の提出の書類が来ていて、そこに役所の証明が、必要らしかったのですが、よく読んでみると、保険証のコピーを同封すればそれでよかったので、わざわざ役所に行く必要もなかったのです。
そういう書類とかも、私たちに、来たときに相談してくれれば、いいものを、何でも自分で出来ると思っているのが、困ったものです。
そして、今回、いろいろ失くしたことを説明する際にも、関係無い事を何度も言ったり、「あれ」「あの」「それ」などとちゃんとした言葉が、出てこないので、一人で対処するのは無理だと思いました。