どうってことない
ことばかりなんですが、寮生活もようやく落ち着いたと思っていた矢先、次々問題が起こっています。
ロシアでは5月1日がメーデー、5月9日が戦勝記念日で、それぞれの日から週末にかけて休日になるので、いわゆる飛び石連休でした。
ルームメイトのアーニャは、里帰りしたのか、1日の早朝出かけたきり帰って来ず、私はしばらく1人を満喫しています。
1日目
水が切れました。
水道水は飲めないので、寮生の多くはタンクの水を配達してもらっています。一番小さなタンクでも19リットルあるため、ルームメイトと共同で使い交代でお金を払っているケースが多いようで、私もアーニャが最初にそうしようと言ったので、従いました。ネットでアカウントを作って注文するので、元々アカウントのあるアーニャが注文し、受取と支払いのみ交代でしていました。共同で使うと言っても彼女はほぼ3食の食事に鍋でブリヌイを茹でたりカップ麺を食べたり、それに引き換え私は朝晩のコーヒーやお茶に使うだけで、何か不公平だよなぁ。そう感じ始めていました。普段から会話のないアーニャはもちろん、今回も何も言わずに出て行きました。そして朝、見ると水が底をつきそうになっています。今回はアーニャが払う番なのに、せめて注文方法ぐらい教えておいてよ!
とりあえず自分で注文するしかないので、日本人の友達に販売サイトを教えてもらい、自分でやってみたところ…
注文完了で合計金額を見ると、いつもと同じものなのに値段が10ルーブル高いし配達料40ルーブルが加算されている。1ルーブル2円以下なので、大した金額ではないのですが、納得行かない私は、お問い合わせメールに、拙いロシア語でその旨と配達料がかかるならキャンセルしますと書いて送ってみました。
しばらくすると折返しメールで、"ご注文の金額が変更されました"と、いつも払っている金額に変わっていました。言わなかったら元の金額のままなのかそれとも寮価格で結局安くなるのか…さらに、配達時間が12時〜14時と指定されていましたが、来たのは9時55分でした。
2日目
部屋の火災報知器が誤作動を起こし、出かけようとした朝10時半ごろ非常ベルが鳴りました。翌日は布団の中で目覚めかけた朝6時過ぎ、その翌日は夜中の1時。これはさすがにたまらないと、寮のカウンターに行きましたがもちろんお休み。"休日中はこちらへご連絡を"の番号に電話をかけ、辞書で調べてメモしたロシア語で訴えます。何だかわからないけど部屋番号を聞かれたので教えたら、しばらくしてアドミニストレーションのお姉さんがやって来ました。何か聞かれているのですがわからない。で、天井にある報知器を指差して、音マネをしたらわかってくれたようで、後で誰か来るからと言い残し去っていきました。しばらくしてやって来たご年配の男性が、報知器のカバーを外し、電池を交換しておしまい。しかしこの男性、天井に引っ付いてるものを取り替えるのに、脚立を持って来てなくて、置いてあった私のスーツケースを、これ使おうかなという目で見るので、慌てて椅子を運んで行きました。小柄な方だったのでちょっと苦労されてましたが、これもロシアあるあるですかね。
3日目夜
寮の洗濯機の予約方法が変わったことを知りました。前回まで、3台ある洗濯機それぞれの上に誰かが紙を置いて手書きで何日、何時から誰が使うかと電話番号を書く方式でした。それが立派なネット予約システムに変更されていたのです。ところがアカウントを作るのに、大学から学生が付与されているメールアドレスしか入力できないようになっています。非正規生の私達ロシア語学習生は大学のIDやメルアドは持っておらず、このシステムでは洗濯機の予約が出来ない。でも同じだけ寮費払ってるんだし、何とかしなきゃ!
しかしどうすれば良いのやら…
その日、休日の代理勤務で座っていたお兄さんに聞いてみると、部屋番号と名前を聞いて、
「うーん、あなたのメルアドは確かにないね」
次の日座っていたお姉さんに聞いてみると、
「自分でアドレス作って登録すればいいのよ」
お二人とも、わからないながら何とか回答してくれようとしたのには感謝しています。でも…
これは代理の人じゃダメだな、と週明けの平日にカウンターに行って、事情を説明しました。
普段から横柄な態度のお姉さん達、私がロシア語わからないと思って(確かにわからないけど)、3人でクスクス笑いながら更に感じ悪く喋った後で、
洗濯機のことはここではわからんわ。うちらが管理してるんちゃうねん 。部屋番号xxxx の兄ちゃんとこ行って聞いて。あの子供連れてる兄ちゃん、知ってるやろ?
その兄ちゃんも子供も見たことありませんし、その兄ちゃんが学生なのか、本職でやっているのかそれも謎のままですが、そうこうしてる一方で、予約システムに"お問い合わせ"のコーナーが出来たので、これまたシステムを何とか変えてくれと訴えました。恐らく訴えていったのは私だけではないのでしょう。現在検討中なので、それまでは予約受付外の24時から6時の間に洗濯してくれと返信がありました。
まあ、今ならアーニャもいないので夜中や早朝動いても迷惑にならないし、と真夜中の洗濯を遂行。さらに、メールで名前と生年月日、部屋番号を教えてください。認証できたらアカウント作れるようにします、とも返事がありました。例のお兄ちゃんからかな?
何はともあれ解決の糸口が見つかりやれやれ。
こうして書いてみると、日本でもあることだし、本当にどうってことないことばかりなのですが、外国で外国語で、しかもあまりフレンドリーな環境にいるとは言えない今の私にとっては、一つ一つが試練に思えます
でも、それが解決し、今日は外出先でちょっと親切にしてもらったし、素敵なカフェも見つけたし、お得な買物もできたし、ああ、何だろう、この満足感
とルンルン気分で勉強を済ませた後、シャワーしようと浴室に入ったところ…
お湯が出なくなりました
集中暖房のヒーターが、5月になったら切り替わるとは聞いていました。きっと突然止まるんだろうなぁとは予想していましたが、まさかお湯もストップしてしまうとは…
考えると街全体をお湯で温める方式なのだから、当たり前っちゃ当たり前か。そもそも毎日シャワーせんでもどうってことない!
今日は不意打ちを食らったので、髪の毛と顔だけしっかり洗ってそそくさと出て来ましたが、明日からまた対策を考えねば


何でもネットで調べる癖のついた私、調べてみるとロシアではこの切り替わりの間に供給管のメンテを行うため地域ごとに1〜2週間お湯がストップするとのこと。
さらに確認すると、大学から学生や教職員に事前に通達があったようです。
これも非正規生の悲しいところですが、恐らく日本なら、少なくとも私が働いていた大学では、非正規生にも必要な情報は行くような仕組みを作っていたはず。大学全体から見ると少数ではありますが、ロシア語センターの賑わいや寮で見かける中国や韓国からと思われる学生の数からすると、もう少し扱いを良くしてもらってもいいんじゃないかとも思いますが…
後になってですが、ウラジオストクの情報サイトでも、どの地区でいつからいつまでお湯が出ませんというお知らせを見つけました。
追記: その後、授業でも、この"お湯が出ない問題"が話題になりましたが、先生曰くこれはロシアでは定例業務としてあること、ロシア語で
Нормальная практика
なんだそうです。
勉強になりました

