甥っ子よ。

昨夜から泊まりに来てた甥っ子【９才】が

むくっと６時頃布団から起き上がった。

私「おはよう(^-^)起きるの早いね！」

甥っ子「【キョロキョロ周りを見渡す。恐らく泊まりに来たことを忘れててどこだここは状態】」

…かわええなぁ

甥っ子「【腹の底から】アァッッッ！！！！！俺さぁ

寝癖が治らないとだめなんだよ

寝癖治りにくいんだよ」

…めっちゃあわててますやん。

あわてる事じゃないですやん。

甥っ子「はぁー！寝癖できてるー」

…落ち着け。落ち着け甥っ子よ。

寝癖ごときで取り乱すな甥っ子よ。

君は確か、そんなにおしゃれボーイでは無かった気がするぞ。

いつからそんなこまっちゃくれた少年になったんだ。【きっと方言だから伝わらないかも】

これも思春期の成せる技か。

私「水でも付ければ治るよ！」

甥っ子「そっか！！【水を付ける】

あぁー安心した

ポニョちゃんおやすみー」

えっ？寝るんすか？！

寝癖治したのに？！

あんなに騒いだのに？！

二度寝っすか？！

治さなくても良かったですやん！

甥っ子はかなりマイワールドで

いつもこんなんで笑わせてくれる。

昨夜は寿司屋になりたいと言い出し

起床から市場での仕入れ、仕込み

どこで覚えてきたのというくらい

よく調べてて、かなりアツく語ってくれた

「ポニョちゃん。シャリはこっちの手

こっちにマグロを持って

ワサビは下にはいってるの。使う分だけ取るの。」

アァッッッ！！！！！大将！！！！

その鮮やかな手つき！！！！！

シャリがっっっ！シャリが見えます！！！

マグロが見えます！！！！

甥っ子「で、握るんだけど今日はもう閉店」

えぇー！！！！あんなに仕入れたのに？！？！

仕込みもしましたやん！！！

かれこれ２０分くらい店の開店作業の話してましたやん！！！！

私「大将！ネタは鮮度が命でっせ！！！

今日中に売った方がいいんじゃないっすか？？」

甥っ子「は？何いってんの？？

俺、テレビみるから」

・・・ごめんね。

おばさん、思わずあつくなっちゃったよ。

さっきまであんなにアツく語ってたからさ・・・・

君も、夢があるんだなぁ

未来があるんだなぁ

楽しみだなぁっておばさん感動してたのに

テレビの為に閉店しちゃうなんて。

おばさんに寿司握ってくれないなんて。

おばさん、手をチョキにしてお箸に見立てて待ってたのに。

現在、腹を出して寝てる甥っ子。

純粋でかわいいです