2018年急性骨髄性白血病発覚

骨髄移植と臍帯血移植を経て

再再発予防と寛解維持療法として
5年間 ビダーザとハイゼントラ投与
2024年春 5年寛解を迎える
テレワークによる仕事も順調である

そんな寅年息子のことを綴ったブログです

  時々ミスチル 
時々アクアリウム
時々美術鑑賞
などなど
最近では ほぼ
わたしの独り言の場になっています
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※ 移植後の予防注射に関して息子のケースを書いてみました
現場は本当にケースバイケースで 患者さんの体調や状態 また先生方の方針などもあるのであくまで一例として呼んでいただけたらありがたいです

多くの皆様のブログを拝読していると 大方の方は移植後に様々な予防注射をしている
骨髄移植や臍帯血移植をすると 免疫機能の総取り替えで抗体もなく免疫ゼロからの出発って感じで 赤ちゃんの時に義務付けられていたワクチンや予防接種を受け直さなければならない、、というのが標準治療というか 治療の流れとなっているのが普通である

私は彼が寛解した時からずっと疑問に思っていることがあった
それは移植後の予防接種に関してであった
上に書いたような理由から予防注射をした方がよいのでは?と思っていた

息子は早期再々発を恐れて間髪入れずにビダーザ投与が始まった(この経緯はブログテーマのの再再発予防としてのビダーザ投与を参考にしてください)時から 5年経った今でも予防注射を一種類も打っていないのである
ずっと疑問に思いながら忘れて またふと思い出してまた忘れて、、という繰り返しで結局は理由を知らないままでいた

息子coo介はビダーザ投与を終えた後も 経過観察ということで月に一回 血液内科に通っている

どうしてcoo介は予防注射を一本も打ってないの?
あー確かにねえ なんだか理由があった気もするなあ、、すっかり予防注射のことは忘れてたよ、、先生ももう忘れてるか考えてないんじゃない?笑
でもまあ 次回の通院の時に聞きてみようかな

というような会話をして今月の通院に行ったのだった
通院から帰ったcoo介に早速聞いてみた

先生たちは忘れてたわけじゃなかったよ 笑笑
ビダーザ投与中は免疫抑制効果があるから 無理に体に負担をかける予防注射は打たなかったんだよ
で ビダーザをやめた今も正常値とはいえ免疫関連の数値はギリギリ正常というところだから やはり予防注射などで免疫機能に圧をかけけるよりも そっと現状維持でいこう!と言うのが先生たちの判断だそうだよ

と 私にもわかるように噛み砕いて説明してくれた
そうかあ!予防注射ってやはり諸刃の剣なんだな、、健康ならば受けるのは「あり」だけど 誰にでも打ではいいというものではないんだね 
先生方は細かく状態をチェックしてリスクを考えて より安全な判断を下してくれてるんだとわかった

そして私もまた最近は衛生観念緩んでいたのでまた感染などに気をつけて暮らさなきゃなと思った