皆殺しの青空に

きっとお前はいる


、、、、、


田中泯の映画を見てきた

とても魅力的な人だ


映画は 

彼の人生の遍歴を

ものがたるものだった


死 命 水

すなわち

生 誕生 羊水


雲は水の停留所

僕の汗も涙も小便も

みんな 雲になっていく


輪廻転生を哲学的にでなく

自然の循環の中に捉えている


自分も結局は自然の一部なんだと

場踊りと彼が呼ぶパフォーマンスは教えてくれる


独特の いや普遍的な

命や大気や宇宙や自然の捉え方が

とても印象的だった


彼は一つの踊りごとに

死に そして生まれていた





皆殺しの青空