過去に1株から最高300個採れたこともあるという驚異の生命力のカボチャ、万次郎カボチャ。

 

苗は万次郎カボチャの本家、片山種苗様から購入。

 

借りている去年まで耕作されていなかった畑に植えてきた。

 

今回は菌ちゃん農法でやると決めていた。

 

菌ちゃん農法とは糸状菌を畝の中で生育しやすくすることで、苗の根と菌のネットワークが繋がって無肥料、無農薬でおいしい野菜等が出来るというもの。

 

以前刈ったススキに糸状菌が付いていて好都合。

 

 

それらのススキを多めに敷いた上から、ススキを地面と馴染ませるために土(バーク堆肥)を撒いておいた。

 

 

こちらは雌(万次郎カボチャ)の苗。

敷地の角に2苗を植えて、それぞれを90度違う方向に直線状に伸ばしていく予定。

 

直線状に伸ばす、というのは垂直栽培でも推奨されているので今回は菌ちゃん農法兼垂直栽培とも言える。

 

垂直栽培は苗を一直線伸ばすことで植物ホルモンが活性化され無肥料、無農薬でもおいしい野菜等が出来るという栽培方法

 

元々盛り上がっている敷地なので角に植えれば畝を作る必要が無いと判断した。

畝作りが面倒だったわけではないニヤリ

 

この後、黒マルチの代わりに防草シートを苗の周囲に敷いて完成予定。

 

このカボチャの栽培は~11月半ば位までで考えている。

住んでいる場所は日本の中ではかなり暖かい方なのでそれ位いけると考えている。

 

本当は菌の仕込み期間があった方が良いとは思う。

 

しかし先述の通り栽培期間が6カ月近くあり、菌ちゃん農法推奨の2カ月の仕込みを大きく超えてることと糸状菌の付いた枯れススキが敷地の多くの地面に多くあることから、なんだかんだでいい感じになるだろうと勝手に思っている。

 

 

こちらは雄苗。

万次郎カボチャは一本での結実が難しいので雄苗が必要になる。

 

実は万次郎カボチャを植えるのは今年が初めてではない。

去年も購入した。

 

たくさん採れるらしい万次郎カボチャなら色々大丈夫だろと思い、大きい60L位のプランターで栽培を始めた。

 

栽培開始直後に強風で苗が折れるトラブルや、ほぼ完全放置で途中水切れがあったため最終的に1個しか採れなかった。

 

味は普通においしいカボチャだった。それほど粉質でもなく、水っぽい感じでもなかった。

 

去年のこともあり、今年こそは!という思いである。

 

 

腐りかけた木や小枝まですぐに活用出来る

 
 

 

仕立て方で無農薬、無肥料