あなたのこと愛しててごめんなさい
まだまだ好きでごめんなさい
いい加減にしなくてごめんなさい
大切ってなにさ
意外とボロボロしてて、
ばっちくて
掴もうとすると、
手の平でとけちゃって。
そう、それはまるで粉雪のよう。
実体はあるのに掴めない。
掴んじゃ溶けてなくなっちゃう。
掴んだら死んじゃうんだろ。
掴んだら消えてなくなっちゃうんだろ。
すぐそこにあるのに、
目と鼻の先にあるのに
掴んじゃいけないから掴めない。
だから、
ただ…
ただ…
ベランダから呆然と眺めるだけ。
手を伸ばしたら壊してしまうもん。
だから、
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
ひたすら謝って、
凍える手
下がりきった体温
誰が温かめてくれるのさ?
誰もいないんだ。
だから、
ただ…
ただ…
「ありがとう」
「ありがとう」
「ありがとう」
ひたすら感謝した。
「ごめんなさい、ありがとう」
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「そして、ありがとう」