幸せとは「金銭的幸せ」と「感覚、感情的幸せ」があると考える。


大半の人は、金銭的幸せを求めている、目を向けている人が多い。


金銭的幸せとは、欲(物欲、性欲、食欲)をお金を通して、得ることだ。


対して感覚、感情的幸せは、今〜していることが楽しい、この景色が美しい、など五感を通して感じる、考えることだ。


僕は、金銭的幸せは通過点であり、その後に感覚、感情的幸せがあると考える。


仮に、最高級の包丁を買ったとしよう。

やっとの思いで買った喜び、嬉しさが幸せとなる。これが金銭的幸せだ。


その後に、その包丁を使って友人、家族、お客様に料理を作って、喜んでもらう。

そこに自分が楽しい、喜び、幸せを感じるのであれば、感覚、感情的幸せといえると思う。


以下のことから、なにが言いたいかと言うと、

金銭的幸せを掴むことは簡単だが、感覚、感情的幸せを得るには、

自分が「好きな事」に対しての金銭的幸せでなければ、感じることができないと言うことだ。


今の日本の考え方では、好きな事を行う事よりも、今行っている事を嫌でも継続する考えの人が多い。


だから金銭的幸せしか得ることができない、見えないのだと思う。



僕は最近、五感を使って感じることが多い。


アロマキャンドルや香水で鼻を使い、料理を作り、味、食感を感じる。クラシック聴きながら、東京の夜風を浴びて、夜景を見る。


そんな五感に意識を向けた生活を送っている。


その中で一つ気づいたことがある。先日、脱衣所は電気をつけ、お風呂場は電気を消してみた。


そうすると何故か感動、感じるものがあった。

さらに、窓も開けてクラシックを流すと、涙が出てきそうになった。


心に何かグッとくるものがあった。

この心に訴えるものが、クラシックの音楽の良さなのか、雰囲気なのか、はたまた夜風なのか。


だが、一つ言えることがある。


それは、「幸せ」ということ。

しかもとても趣きのある幸せ。


最近ではこの「趣き」を求めて全て行動している。