「出産に立ち会えるのは赤ちゃんのパパだけ」


という方針の病院。


ダメ元で提出したバースプランでも「夫と娘の立ち会い」は却下されたため

チェック 夫と娘は陣痛室までの立ち会い
チェック 分娩室に入ったら夫と娘は分娩室の外で待機
チェック 産後はなるべく早く赤ちゃんを夫と娘に見せてあげて欲しい

という要望を出していたのですが、
いざ分娩室へ、となった時に担当の助産師さんと医師から

「お姉ちゃん何年生?二年生?それなら大丈夫そうね。
赤ちゃんが生まれるところ見たい?」

と聞かれた娘は大興奮ため息

おかげで、急遽、夫も娘も分娩室で立ち会えることになりましたキラキラ


すでに陣痛のピークに2時間以上耐えていた私はフラフラ。


呼吸が乱れ過ぎて手足のしびれがハンパない。
分娩台に上がるとすぐに酸素マスクが付けられました。
すると、酸素マスクひとつでボーッとしてた頭がシャキーンとして
「よしっ!!出すぞーっため息
と、俄然ヤル気が出て来た!!


そして、分娩台へ上がってからわずか18分後、
3回目のイキミで女の子が誕生しましたaya


バースプランに「会陰切開はなるべくしたくない」と書いたので、
ベビーの頭がおマタに挟まった状態で
次の陣痛の波が来るのを待っている時がすごくツラくて
「裂ける~っ冷や汗痛い~冷や汗切れる~冷や汗
って、また泣きごと言ってしまったなみだ


でも絶対に「切ってくれ~」とだけは言わなかった(笑)


つぶちーは見事にへその緒が首に二重に巻きついていたため
なかなか産声を上げませんでしたが・・・
羊水を吸引し、医師にお尻をぺちぺち叩かれて、
ようやく小さな産声を上げました。


私は無事に生まれたことも嬉しかったけど
まさか家族そろって出産に立ち会えるとは思ってもいなかったので、
そっちの喜びの方がかなり大きかったです。
生まれたての赤ちゃんを見た時の娘の表情が忘れられません。
つぶちーの産声そのものよりも、
産声を聞いた時の夫と娘の歓声が耳に残っています。


一度は上がった産声がすぐに聞こえなくなってしまったので
再度お尻をぺちぺち叩かれもう一度ハッキリした産声を確認。
こんな状態だったので、臍の緒のカットは医師が行いましたが
その後はつぶちーの呼吸が安定したのですぐにカンガルーケア。



ぽんしょーら


か、感動~~~(((o(*゚▽゚*)o)))

カンガルーケアの間、胎盤を出したり胎盤の重さを計ったりしてました。


胎盤の処理が終わったところでカンガルーケアも終了。
最近はあまり長時間のカンガルーケアはしないみたいですね。

その後は赤ちゃんの計測。
身長49.0センチ。
体重は、ずっと大きい大きいと言われていたのに

実際には2,964グラム。


ぽんしょーら


これまでの健診結果のカルテを見て、
医師や助産師さんたちもかなり大きなベビーだと思ってたようで、
口々に

「3キロ無いわよ」

「あらー、ホント?」

「えー、何グラム?」
なんて言い合ってましたなみだ


ちなみに出産に立ち会ったのは、
取り上げてくれた助産師さん1名、
後半の陣痛中にずっと付き添ってくれてた助産師さん1名、
補助の助産師さん1名、
医師(女医さん)1名、
研修医(若いピチピチの男性)1名、
そして夫と娘です。



病院側からは、特に「ここはダメ」とか言われることもなく
胎盤の処置とか、赤ちゃんの測定とか、
分娩室内はどうぞご自由にご覧ください状態だったので
夫はスタッフの間を縫うようにカメラ片手に分娩室内をウロチョロ。
娘も大興奮でウロチョロ。

娘はまだ胎盤が出てくる前の、
私のオマタからへその緒が出ている様子を見たらしく
「ホントにママと赤ちゃんはおヘソでつながってたんだね!」
と、目をランランと輝かせていて・・・

「気持ち悪い」とか「怖い」とか
そういうネガティブな発言が一切なくて逆に驚きました。


会陰切開もなく、裂傷もなく、出血もごく微量(100ml)で
「安産でしたね!」
って言われて、ウソだろ~(; ̄ェ ̄)
と、分娩台の上で苦笑いですよなみだ


とにかく最後のベビー回転待ちはホントに辛かった~冷や汗
あの泣き言オンパレードの二時間・・・

恥ずかしくて消し去りたいaya



出産翌日。
取り上げてくれた助産師さんと「お産の振り返り講習」があり、

☆ 回旋異常だとお産の進行が遅れる
☆ 微弱陣痛もしくは過強陣痛になる
☆ 回旋異常の原因はおそらく臍帯巻絡

ということを教えてもらいました。



臍の緒が二重に首に巻きついていたため、
ベビーは上手く正常な位置に回転して下がって来れなかったらしく
そして私の場合は明らかに過強陣痛(強すぎる陣痛)だったようで


「痛い思いをたくさんしてたのに
前回に比べて進行があまりにも遅いことも気になっていたのに
回旋異常になかなか気付いてあげられなくてごめんなさい」
と謝られてしまいましたが・・・。


まぁ、早くに回旋異常だと気が付いても、
対処法は土壇場で奇跡的にベビーが回転するのを待つか

強引に回旋異常のまま出産してしまうか
または帝王切開するか、しか無いらしいです。



逆に、回旋異常なのに陣痛促進剤などを使うと
とんでもないコトになるらしく・・・(どんなことになるのかは不明)

本当は、18日に健診予定で、
妊娠高血圧症候群の検査結果次第ではそのまま入院し
促進剤による誘発分娩を予定していたんです。

「だから今回、自然に陣痛が来てホントに良かったわね」
としみじみ言われました。

ほんとだ・・・

もしあれで促進剤なんか使われてたら
過強陣痛は一体どんなスゴイことになったんだろう??

どうしようもなくなって、帝王切開になってたのかも??


自然に陣痛を起こしてくれたぶつちーには大感謝ですオンプ

そして、つぶちーの土壇場での大回転にも大感謝オンプ



今回、つぶちーが回転したのはホントに奇跡的なんだとか。


初産だったら迷わず帝王切開したけど、

経産婦だから回るかもしれない奇跡にかけてみた
と言われ・・・

まぁ結果オーライだけどさぁ~・・・( ̄_ ̄)



でも、今までの人生で最高に痛い思い出になったのは間違いないけど

ママのところに生まれてきてくれてありがとうハート



ぽんしょーら


これからヨロシクねごきげん