①アルカンについて、、、

 ・CとHからのみできている有機化合物を炭化水素という

 ・ 炭化水素のうちC-C結合やC-H結合などの単結合からだけできているものをアルカンという

 鎖状のもの→アルカン C(n)H(2n+2)

 環状のもの→シクロアルカン C(n)H(2n)

 ※シクロアルカンの「シクロ」は「環」を意味する

②アルカンとシクロアルカンの名称

 ・アルカンC(n)H(2n+2)について

  nが、、、

  1 メタン

  2 エタン

  3 プロパン

  4 ブタン

  5 ペンタン

  6 ヘキサン

 ・シクロアルカンの場合

  同数のCをもったアルカンの名前のにシクロをつける

  例)シクロメタン、シクロエタン、、、

 

(補足)メタンCH4は天然ガスの主成分である

    LNG(液化天然ガス(natural gas))天然ガスを低温で加熱しえきかしたもの

                         都市ガス

    LPG(液化石油ガス)プロパン、ブタンを室温で加圧し液化したもの

 

③アルカンの製法と反応

  ・メタンCH4の製法

   酢酸ナトリウムCH3COONa

   水酸化ナトリウムNaOH

 

  CH3COONa + NaOH → CH4 + Na2CO3(炭酸ナトリウム)

 

   

 アルカンの反応

    ・塩素Cl2+光による置換反応のみ

    例)メタンCH4の置換反応

      ①塩素光が当たり結合が切れる

      ②Cl‐がメタンのH-と置き換わる

      ③次々とH-がCl-と置き換わっていく

      CH4 メタン

      CH3Cl クロロメタン(塩化メチル)

      CH2Cl2 ジクロロメタン(塩化メチレン)

      CHCl3 トリクロロメタン(クロロホルム)

      CCl4 テトラクロロメタン(四塩化炭素)