腎血虚は中医書にはあまり見かけない。

どうしてか??

 

腎も機能するためには血は絶対に必要。

血虚という病理はあるはずである。

腎は精を蔵す。精とは気にも血にも転化する、いわばスーパー物質のようなもの。

もし腎の血が不足すればすぐさま精から血へと転化がはかられるものと想像する。

そのため腎血虚という病理になりにくいのではなかろうか。

腎精不足が続く場合、本当の血虚への展開になるのであろう。

また腎気虚は腎血虚よりは中医書の記載は多い。腎気虚自体がポピュラーなためか、

精から気への転化は血への転化より時間がかかるためかもしれない。

 

補足として、腎経の血虚は経絡証として一般的に存在する。