ホルモン値・卵巣の状況から、自然妊娠は宝くじ1等に当たるより難しいと言われ、タイミング法・人工授精は飛ばして体外受精から始めた私。

 

この前、会社で話をしていて不妊治療をしてまで子どもが欲しいとは思わないと仰っている方がいました。(その方は私が不妊治療をしていることは全く知りません。)

 

バックグラウンドや気持ちや考え方は人それぞれあるものと思っているので、そのことにショックを受けたりはなかったのですが、ふと私はどうして不妊治療をして“まで”子どもが欲しいと思ったのかなと思ったのです。

 

ホルモン値が悪いとわかって、リプロダクション外来に行き、体外授精の注射を打ちますよとなったときに、展開が急だなとは感じていたものの、体外授精などへの拒否感は感じていなかったような気がします。

 

なんでかなと改めて思ったときに、例えば、

 

・骨が折れたから、治療しましょう

とか

・心臓に悪いところが見つかったので、治療しましょう

と、大きくいうと同じ感じで、

・(子どもが欲しいけれど)今のままでは妊娠/出産できないから、治療しましょう

 

というように感じているなあと。

その治療において、できるだけ治療しないときと近い形で、とはあんまり思っていないなと。そんなこと考えられないほど値が悪かったというのもありますが…真顔

 

日常の生活を続けるもしくは生きるための治療は普通にするものだと思う方が多いと思うのですが、それと同様に生むための治療もあるものだよなあと思っている、そう自分の中では整理をつけている気がします。