ギャングエイジ | 家族4人で暮らす自然素材の小さな平屋。

家族4人で暮らす自然素材の小さな平屋。

子供たちへ贈る
育児日記です。

最近の娘の態度はとんでもない酷さで

疲れ、怒り、反抗、口答えしかないと言っても過言ではない。

 

超長期のイヤイヤ期を終えて3年生はいい感じだったのに

4年生になってからはずっとこんな感じ。

辛い。

母としては辛い。

 

 

娘が4年生になるということは

息子は1年生。

不登校崖っぷちみたいな息子のお世話でてんてこまいの日々に

宿題も明日の準備のできるはずの娘が滞っていると

どうしてもイライラしてしまう。

自分でやれーーーい!と。

ま、かまってあげてないのも一つの原因だね。

とはいえ、単純に構われるのも嫌みたいで必要な時に必要な援助を、というのが難しいお年頃。

 

帰ってくると、疲れた〜〜〜〜と言って

何もしない=好きなことしかしない状態で

でも朝になると

忘れ物ないかな?と焦りだし

いやいやそもそも何もやってませんやん。と母は思うのだけど

忘れ物ないかな?と思うなら前日準備すればいいですやん。と母は思うのだけど

やらないけど心配だけはする、みたいな娘を見てるとやっぱり

イライラしてしまう私がいて・・・

 

そんな娘が

図書館で何度か借りているこの本を差し出して

 

『おかあさん、本に書いてあったけど、8歳から10歳はギャングエイジって言って学校ではイライラを抑えている分家では八つ当たりしちゃうけど、一人で抱え込むより親にぶつけるくらいがちょうどいいって書いてあるから!お母さんは受け止めてあげてって書いてるからここ読んどいて!わかった?そういうことだから!!』

と説得されました。

 

そうね、まぁそうなんだろうけど。

 

イライラしたら八つ当たりできる娘が羨ましいわ。

疲れたら何もしなくていい娘が羨ましいわ。

それでもご飯は作られて食べるだけ。

お皿すら洗ってもらえる毎日。

洗濯物は出せば畳まれてしまわれて、着るだけ。

雨風しのげるお家があって

毎日ふわふわの布団で寝られて

君たちは世界中でも頂点の幸せ者だよ。

蛇口をひねれば飲めるお水が出てきて

当たり前に学ぶことができて。

着る服だって選び放題。

親だから、産んだから、やって当たり前なのかもしれない。

 

当たり前の幸せを、実感するのは難しい。

でも当たり前だって思っていいとは、私は思わない。

 

それを伝え続けるのは親の仕事だと思うけどなかなか難しい。

 

人生は感謝で成り立っている、と40過ぎた私は思うけど

まだ9歳と6歳の子供達には、わからなくて当たり前か。

 

いや、それでも私は伝え続けると思う。

 

感謝だよ、って。

 

娘とのバトルはまだまだ続くと思うけど

子育てってそういうもんだと思う。

安定しても、また波乱があって、悩んで、試行錯誤して・・・

そういう繰り返しだったから。

だからこの『ギャングエイジ』も同じ。