小言でうるさかったユウジは

真ん中を刈られた事で諦めを感じ、一気に大人しくなった。

 

その後はケープにどんどん髪が積もり

手際良くユウジの頭を五厘に刈り終えた。

 

鏡でまだ自分の姿を見ていないユウジは

心配そうな顔で私に

「終わったの?」

と聞きながら刈り立ての自分の頭を触って確認した。

「えっ・・・!ヤバくない・・・?すげー短くなってんじゃない?」

ケープを取ると一目散に洗面所の鏡で自分の頭を確認をしに行くユウジだった。

洗面所からユウジの嘆きが聞こえて来た。

「えぇ・・・こんなに短いと外歩けないよ・・・。」

 

「大丈夫だよ!夏だしその位の方がサッパリしていてカッコ良いよ!」

そんな私の言葉にユウジは諦めを感じながら

涙目になって項垂れていた。

 

細かい毛をシャワーで流させて、改めて奇麗な五厘刈りになったユウジは

私の目にはとっても新鮮な感じに映った。

 

思わず事ある毎にユウジの五厘刈りの頭を触って楽しんでした。

ボソボソと抵抗するユウジの態度に嫌気がさして来た私はお灸をすえる意味で

「何坊主にする位で、女々しくしてるの?」

「今の髪型も坊主もそんなに長さは変わんないでしょ!」

「私はユウジに坊主にして欲しいの!」

「坊主にするか、私と別れるかどっちが良いの?」

 

そう言うとユウジは「ぼそっ」と

「坊主にします・・・あんまり短くし・・・」

 

「またそんな事言って!もう短くしちゃうから!!良いよね!」

ユウジに返事をさせない様に

私はユウジの顔近くで直ぐ様バリカンの電源を入れた。

ユウジの表情が再び「ビクッ!」とすると同時に

オデコから一気にバリカンを入れた。

 

ユウジの頭にバリカンを入れると

刈られた後は短髪の為周りの髪が邪魔しない分くっきり青白くなっていた。

 

それまで小言でうるさかったユウジは

真ん中を刈られた事で諦めを感じたのか、一気に大人しくなってしまった。

ケープを巻かれたユウジは訴える様な目で私を見つめていた。

私はそんなユウジの視線を敢えて気付かないフリをし、バリカンの調整を始めた。

 

バリカンの準備をしている私にユウジは

「あんまり短くしないでね・・・」

と再度女々しい感じで懇願する様に話しかけて来た。

 

「往生際が悪いぞ!ユウジ!」

そう言うとユウジの顔にバリカンを近付け、

スイッチが入るかどうかの「ON」と「OFF」の確認を何度か繰替えしました。

スイッチが入る度にユウジの表情が「ビクッ」と変わるのを見て私は自然と興奮しちゃいました。

 

そんなユウジに私は

「ビクビクしないの!男でしょ!」

「だって・・・大丈夫?ポン子って人の髪切った事ないだろ・・・?」

「えっ?そんな事無いよ。言ってなかったっけ?弟が野球部で坊主だったから大丈夫だよ!」

そうユウジに伝えるとユウジはその事について反論する事も出来ず

ただひたすら私に

「坊主にしたくないよ・・・あんまり短くしたくないよ・・・」

とボソボソ言い続けて来た。

 

 

続く

呼び出された彼氏は

「本当に丸坊主にしないとダメ?」

と明らかに抵抗感のある雰囲気で聞いて来ました。

 

そんな彼氏の態度に少しお怒り気味の私は

「ダメだよ!するよ!ユウジが丸坊主にするって約束してくれたでしょ!」

ユウジの抵抗感を振り払う様に答えた。

 

煮詰まらない様子のユウジに対して私は

「坊主にするの嫌になったの?」

と少しユウジの言い分を聞いてみようと思った。

 

ユウジは

「う・・・ん、嫌って言えば嫌かな・・・スポーツ刈りじゃダメ・・・?」

といかにも聞いていて女々しく感じる事をお願いして来た。

聞いていてバカバカしく感じた私は

「はいはい、ユウジ男らしくないぞ!スポーツ刈りも丸坊主もそんなに長さ変わんないでしょ!」

と嫌がるユウジを諭す様に対応し、ユウジの首に購入して来たケープを巻いてカットの準備を進めた。

 

続く

大学生の時

 

彼氏は元々短髪刈上げでした。

私が丸坊主の男性が好みだと言う事をアピールしていた事もあり、

それまで刈上げ短髪ヘアだった髪型を彼氏は徐々に短くして行き、

ついに丸坊主にしてくれる事を私に約束してくれました。

 

私は、ただ単に床屋で丸坊主にするのは物足りないと感じたので

彼氏に「床屋代もったい無いから、私がユウジ(彼氏の仮名)の頭を丸坊主に刈ってあげるよ。」

と提案すると、ユウジは渋々承諾してくれました。

 

ホームセンターで「ハサミと櫛」そして「ヘアーキャッチケープ(ケープ)」を購入し

家電量販店で「バリカン」を購入し準備を整え帰宅すると、

彼氏を私の下宿に呼び出しました。

 

続く