誰かに愛された記憶って、すごく強烈。
忘れたくても忘れられないし、
ふとした時に思い出す。
「あの時の私は、あんな人にあんなに愛されていた」というのは自信になることもあるけれど
「今の自分は誰からも愛されていないのでは?」と、不安を掻き立てる材料にもなる。
あの時、あんなに熱いラブレターをくれた人は、今違う人と違う道を歩んでいて、
あの時、あんなに熱い眼差しで見つめてくれた人も、今はその目で他の人を見ている。
ただ私が、愛を返さなかった結果が「今」なのに、
もしあの時私が愛を返していたら、と考えずにはいられない日もある。
でも、私はその人を選ばなかったし、今日もわがままに自分のことだけ見てるし、
どうせきっと、その人とはうまくいかなかったことも、薄々わかってる。
私は今日も私として生きていくし、漫画のように時を巻き返したりしないのだから、
彼を選ばなかった自分に自信を持って、わがままで妥協しなかった自分に自信を持って。
誰になんと言われようと、どう見られようと、
今の私も、私の人生も、私にとって全て正しく、最高だと胸を張って言いたい。