昨日は、帰宅時間に台風15号が首都圏直撃台風
夜23時過ぎにも関わらず、電車もホームもラッシュアワーのような光景。
ほとんどの電車が止まってしまってたから仕方ないけど、
もうちょっとなんとかならないんですかねぇ汗
無理かァ…。
3.11が頭を過りましたが、意地でも電車を待ちました。

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16時すぎに社長から、いつ電車が止まるか分からないから帰宅するよう言われたのですが、
その優しさに後ろめたさを感じつつ、赤坂ACTシアターへ行きました。
だって昨夜は、何だかんだあっても楽しみにしてた『ロミオ&ジュリエット』の
観劇日だったんです!!
チケット高額(公演中止なら払い戻し出来るけど)だったし、それに良席だったし、
何より早く観たかったキラキラ
聴きたかった上原理生くんの久々の歌声Wハート(←超重要(笑)バカにひひ)
とりあえず赤坂まで行く地下鉄は動いてましたし地下鉄マーク
でもJRは17時を前にして、軒並み止まりかけてたんだけどむっ

赤坂に着いた時、まさに暴風雨真っ只中でした…台風
土砂降りの雨が台風の風で揺れるカーテンみたいだった。
観劇レポしてる皆さんのように劇場の写真撮りたかったけど絶対無理exclamation ×2
劇場入り口まで行くだけでも風に飛ばされそうになりました台風
必死の思いで劇場に入って、ロビーにところ狭しと並んでるお花を見てから客席へ。

お席は1階センターブロックI列17番キラキラ
前すぎず後ろでもなく、いわゆる一番見易いお席でした。
手配してくれた友人に感謝ですドキドキ
オペラグラスも全く必要なく、演者が一番視線を飛ばす位置でドキドキでした恋の矢(笑)
台風の影響で開演は10分遅れ、完売のはずの客席も、かなり空席がありました。
私の両隣も結局いらっしゃらなかった。
来れなかった方は本当にお気の毒な事です。
遅れて来られる方もちらほらいて、2幕途中から入られる方もいました。

昨日のWキャスト
ロミオ:城田優
ジュリエット:フランク莉奈
ティボルト:上原理生
マーキューシオ:石井一彰
死:大貫勇輔
ロミオの城田優くんはナベプロ所属なのでまとぶんの事務所の先輩ですニコニコ
まとぶんのがお姉さんですが、城田君、真飛聖さんを宜しくお願いします(笑)
10/1に山崎育三郎くん、昆夏美さん、中島周さん(ティボ&マキュは同じ)で
観る予定なので、キャストの感想はまた後日にしますビックリマーク

プロローグから鳥肌が立ち、あっという間に終演でした(笑)
宝塚版とは全く違うものと捉えた方が楽しめると思いますひらめき電球
宝塚を観ている方は比べてしまって、がっかりされる可能性はあるので、
余り期待はしないほうがいいですよにひひ

ここから少しネタバレします。
知りたくない人は読まないでねm(_ _)m

まず時代が違います。
間違いなく中世ではなく、ただ普通の現代でもないと思われます。
すでに、色々言われてるのでもっとネタバレしますと、舞台に出てくる若者は、
基本的に携帯を持っており、フェイスブックやらスマホやら台詞があり、
神父様は、パソコンも扱いますグッド!(笑)
私は初めてその事を聞いた時、凄くショックでしたダウン
今となっては、なぜそんなにショックだったのか分からないんですが(苦笑)
観てるとあまり不自然に思わないんです。
(たぶんその事を知ってたからかもしれないけど(爆))

ベンボーリオが、ヴェローナを追われたロミオにジュリエットの死を、
どうやって伝えようという歌があり、その時も携帯で伝えようとしますが、
携帯が繋がらず伝える事が出来ません。
「死んだなんてどう言えばいい?」という事と、『携帯という便利なものでも伝わらない事がある』という事を伝えたいのかな?なんて、
考えてしまいました。
携帯などが出てくると客席からは、笑い声が聞こえたりしていました。
もちろん上記のベンボーリオのシーンでも…私は笑えなくて、それどころか悲しかったです。

そして衣装の事。フランス版や宝塚版とは全く違います。
これも最初は腹立たしくて(笑)。
でも舞台で観てみると、ロミオの襟がでっかい衣装も写真で観るより変じゃなかったです。
それにジュリエットの霊廟でのウェディングドレスはとても綺麗でしたアオキラ
あえて言うなら、モンダギューvsキャピュレットの群衆の対決になった時、ちょっと分かりにくいです。
だけど基本的にイヤじゃなかったですかお
衣装担当は岩谷俊和氏、ネット検索してみるとパリコレにも出展した事がある世界的なデザイナーさんでした。
確かに派手なデザインを手掛ける人で、日本人にはなかなか受け入れられないかもしれません。

ということで、潤色に定評のある宝塚歌劇団が誇る小池修一郎先生の演出ではありますが、
今回、かなり冒険されてはいます。
しかし、どんなに転んでもシェイクスピアが産んだ名作ロミオ&ジュリエット、
そして海外で大ヒットしただけあるプレスギュルヴィック版ミュージカルです。
楽曲も素晴らしいし、それを歌い演じる演者さん達が本当に素晴らしいし、
ダンスも見ごたえある日本版になってたと思います。


でも……(笑)

ACT赤坂シアターの舞台が狭い事、生オケじゃない事は不満です。
ロミジュリの楽曲は別にフルオーケストラじゃなくていいと思うので、
シンセを入れたバンドでの生演奏だったらどんなに良かったでしょう。
それなら高額チケットも納得なんですけどねぇ。
そして今回の男性俳優さん達は背が高い方が多いし、ダンサーの方も多い。
となると舞台の幅奥行のなさがもったいないんです。
動きが制限されてしまっているような気がしました。
関西では梅芸で公演されますが、梅芸の方が舞台が広い気がするので、
ちょっとうらやましいです(笑)