前回に続いて組み立て後の完成レビューです!
まずはドラゴン殺しを担いだバージョンでの全体像から。
やはり本体よりも台座の豪華さが目に付いてしまいます。w
もちろんガッツ本体も素晴らしい出来です!
頭部は真顔と笑み顔の2種が付属。
どちらも丁寧に塗装されていますが、肌の塗装の質感は、若干べた塗りのような印象でした。
もう少し何段階かの色を使って陰影を出してほしかったな~、というのが感想です。
ま、光の加減で陰影は出ますので、あまり拘らなければ気にならないかも。
反面、皮装備や鎧の質感はばっちりでした!
義手はみため可動しそうな気もしますが、当然ながら無可動です。
マントはごわごわっとした質感で仕上げられています。
なんか瓦せんべいみたいな感じ?
シリーズ通して台座正面につけられている烙印の紋章。
ジオラマベースの半分を占める、狂気の獣。
頭部に比べると胴体は若干小さめの印象。
艶々した舌や牙の質感が好きです!
魔の胎児もリアルな塗装です。
木のお化けをみると、あの話を思い出します。
あの話・・・え~名前が出てきませんが、14巻あたりでドラゴン殺しを手に入れ旅に出たガッツが、
次に出会う妖精型の使途との話の冒頭で、森の中での・・・あの女の子の名前が出てこない!w
この使途も単行本をよく探せばどこかで登場してるのかな?
ガッツが踏みつけてる腸もリアルです。
パック(リアルver)は小さいながらも丁寧に造形・塗装されています。
かなり小さいので細い脚がぽっきり折れそうで心配です。
悪霊も透明感のある塗装(素材)で、霊体の雰囲気が出ています。
デフォルメパック(通称:栗パック)は、2種類付属し、ひとつは気に乗せて飾るタイプ。
もうひとつは剣の束にのせるタイプ。
こちらは文字通り、栗(妖刀なんとか丸だっけ?)を所持しています。
台座部分だけでも、かなりの情報量があって見応えあります!
総評
以前から、トランスフォーマーやアメコミ関連の、高品質なスタチューを出していたプライム1スタジオ。
興味があったのですが、高額なのと、そこまで入れ込んでいるキャラがなかったので、
今まではプライム1製品を購入することはありませんでしたが・・・
そんな中、もう、かれこれ20年以上、ファンとして読み続けている「ベルセルク」から製品化!
ということで、思い切って購入しました!
出来栄えは予想通りの素晴らしいもので、造形・塗装ともに文句のつけどころがありません。
(ガッツの肌の塗装がやや単調かな?というくらいです。)
とにかく台座が豪華で、いろいろなキャラがひしめきあっており、ベルセルクのダークな世界を見事表現しています。
ただ、台座はシンプルでいいから、もう少し安価なものを!という需要もありそうなので、
今回のような台座はDX版などにして、もう少しシンプルな台座の簡易版もあってよかったような?
そうそうDX版ではないですが、メーカー直販でEX版もあるんですよね!
それには狂気の笑みを浮かべたガッツの頭部が付属しています。
最初はそちらを購入しようと思っていたのですが、通常版に付属している笑みを浮かべた顔と比べて
それほど大差がないように私は感じてしまったので、今回は割引価格で購入できる通常版にしました。
もしEX版に付属する頭部が、『歯を食いしばった怒り顔』とかだったら、EX版を購入していたかもしれません。
ただ、台座が大きく場所をとるので、本当に置ける場所がなく困ってます(;^_^A
とりあえず箱は処分するしかないですし、本体もいまのところ組み立ててクローゼットの中に収納しています。
嫁からは、置き場を考えて買おうね・・・と、半ば飽きられながら苦言を呈されて(T_T)
今後発売されるグリフィス、フェムト、ゾットなどは、予算や置き場の問題から買えなそうですが、
ファンとしては今後のラインナップが楽しみでもあります♪