限りなくブラックに近い企業の実態

限りなくブラックに近い企業の実態

現在勤務している会社で体験したウソのようなホントの話を綴っていきます。

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ここの会社の部長クラスの人達は、大概は業務時間中に新聞や雑誌を読みふけるか、長時間喫煙ルームへこもるかしており、仕事姿をみることの方がめずらしいくらいです。

さて、ある日わたしは、WEBで競合他社が実施しているキャンペーンについて調査しろ。との業務命令が上司からでたため、他社のWEBサイトを閲覧していた時のことです。

部長「おい、ちょっとこい。」

突然小部屋に呼び出されて、そして、扉が閉まるや否や、
「オマエなに業務時間中にインターネットしてんだよ!仕事なめてんのか?えっ?おい!」

私「いや、(上司の名前)さんに言われて、競合他社のWEBキャンペーンの調査をまとめるのに、みていたんです。」

部長「そんなの俺が知るかよ!俺の許可取ってねーなら査定に響くからな。夏のボーナスは無いと思えよ。」

わたしはただ言われた通りの業務をこなしているだけなのに、それで給与が下がるなんて理不尽過ぎます。
しかも、普段目にしている部長らの業務態度もあり、ここは言い返すべきだと、、、

私「あの、お言葉を返すようですが、これはあくまで業務命令として行っていたことで、個人の勝手な意思で業務に関係のないサイトを閲覧していたわけではありません。
ここで引き合いに出すのは違うのかもしれないですが、(部長の名前)さんなどは映画雑誌や新聞を業務時間中に読んでいるのを度々拝見しますが、ああいった行為が許され、私の業務としての行為が厳罰されるのは、常識的に考えても納得できないと思うのですが。」

言い切ってやりました。

部長「あのな、オマエみたいなペイペイは知らないだろうけど、(部長の名前)さんくらいになると情報収集が必要なんだよ。そんなこともしらねーで、ほざいてんじゃねーよ。」

「それが仮に必要だとしても、そんな個人的なことは移動中とか家でやれよ!」とキレそうになると同時に、正論を言えば言うほど、収拾がつかなくなると悟り、言葉を飲みました。。。
それぞれ会社にはカルチャーみたいなものがあって、それが良い方向に向かうと、働く人達はとても快適で過ごしやすいものになったりします。
一方、カルチャーがあるがゆえ、逆効果になったりすることもあり、良し悪しが顕著に表れるものでもあります。

ここの会社のカルチャーは、ズバリ、

「上司の言うことは絶対」
「根性と気合でやれば何でもできる」
「スキルはいらない。元気のいいやつが出世する」

です。

これ年始の挨拶で、実際に社長が言い放った言葉なんです。

時代錯誤も甚だしいですよね。


カラ出張とは実際に出張した事実がないにも関わらず、その経費を不正に取得する行為のことを言いますが、

今回のお話はそれの商談版とでも言うのでしょうか。。。

その日は、同僚が午後1時から商談に外出するため、確認作業が必要な業務を午前中に急ピッチで進めていました。

しかし、途中、例のパワハラ上司から、接待ゴルフの写真をDVDにコピーしてくれ、という業務とは一切関係のない作業を強制させられたために、結局午後までかかることに。。。

そして、確認作業をすることが出来ずに同僚は商談へ。

まぁ、商談の時間は午後2時~3時ということなので、同僚の確認作業は貴社後にしてもらう約束で問題無しに。

午後4時。

商談相手のオフィスはここから大目に見積もっても45分。
そろそろ貴社だろうと思っていました。

午後5時。

あれ?いくらなんでも遅いな。
もしかして、商談が長引いてるのか?
別件で今日中に確認しなくてはならない事もあるし、とりあえず電話しておこうと、同僚のケータイへかけてみる。

4コール、5コール目くらいで同僚が出た。

私「あ、もしもし。(私の名前)です。」

同僚「あ、おつかれさま。まだ商談中なんだわ。悪いけど確認作業、明日朝イチに変更でおねがい。あとさ、部長に商談が長引いてて定時回っちゃうから、直帰するって伝えておいてくれる?」

私「あ、わかりました。」

その時です。。。。

同僚のケータイ越しに
「ねぇ、(子供の名前)のコップどこやったー?」

間違いなく奥さんの声が聞こえています。。。

同僚「あ、ごめん。ちょっと音声が聞取りづらい。混線してんのかな?あ、あれ?もしもーし?聞こえる?」

私「こっちは全然聞こえていますよ。」(奥さんの声までも・・・)

同僚「じゃあ、よろしく」(切る)


只今の時刻、定時まで1時間ほど前。。。
ランチタイムになると一斉にエレベーターで1階まで降りるので、その日も半分以上はここの会社の社員で満員状態でした。

私もなんとかギリギリで乗り込むことができ、安心していた時です。扉が閉まって間もなく。

後方からドンっ!ドンドンっ!っと何か落ちるような音と激しい振動がしたと思ったと同時に、聞き覚えのある声が。。。

「こーやったら止まるんじゃねーか?アハハハハハ~。」

ここの会社の役員が、思いっきり飛び跳ねて床をドンドンと揺らしていたのです!!!

すると、本当にエレベーターが停止。。。

「管理センターですが、只今、安全装置が作動しましたので、そのままでお待ち下さい。」

とスピーカーから声が。

エレベーター内にいや~な空気が漂います。
すると、あろうことかその役員の口から、
「こんな程度で止まっちゃうのかよ、ヤワなエレベーターだなぁ。」

そして、バカ部長が続いて
「本当ですよねぇ、もっとしっかりしてくんないとですよねぇ。」

同じ空間に乗り合わせた同じ会社の社員ということにとても恥ずかしい。それどころか、怒りさえ湧いてきます。
他の会社の人達は口には出さないものの、物凄い白い目で見ているのがひしひしと感じられます。

止まっていた時間はおそらく2、3分だったと思いますが、もうその時間が腹立たしくて情けなくて、申し訳なくて仕方ありません。
以前、数か月間だけ派遣社員が働いていたことがあります。

すごくスキルのある方で、依頼された仕事はテキパキとこなし、キッチリと時間内に終わらせてくれました。

しかし、それをいいことに本来の指揮命令者となっている上司以外に、他の部署の部長が全く関係のない仕事を勝手にジャンジャンふりはじめたのです。

真面目なその派遣社員さんは、徐々にオーバーワークとなり、やがて連日の残業。

さすがに派遣社員への残業代未払いはできないため、時間内に終わらせるよう叱責し始めるのですが、物理的に無理なお願いです。

そして、数日後。。。

契約期間の満了日を待たずして、退職されていきました。

まぁそうだよね。

と、ここで終わりません。

なんと、その派遣社員さんが訴訟をおこしたのです!!!

結局、ここの会社が敗訴になったという情報だけは耳に入ってきたのですが、一体どういった賠償をしたのかまでは分かりません。

ちなみに派遣社員さんがここの会社を相手取っておこした訴訟はこれで3度目らしいです。。。
ここの会社が展開する、とある店舗での出来事です。

個人ロッカーに間違いなく数分前まで置いてあったという財布が紛失したというのです。

店内を従業員でくまなく探したのですが、結局見つからず、警察へ届けることになったそうですが、その後も出てくることはなく免許証やクレジットカードの再発行が大変だったという話を聞きました。

それから1ヶ月も経たないある日。

同じ店舗で今度は、レジの金額が2万円合わないという事態が発生。

ついこの間の窃盗まがいの出来事もあり、従業員を徹底的に調査したところ、、、

なんと!!!!!

女性従業員が犯人だということが判明したのです。
しかも、財布の窃盗も問いただしたところ、その件も容疑を認め、財布と現金を返却したそうです。

これで一件落着。その従業員もクビなんだろうと思っていたら、、、

今も同じ店舗で変わらず働いているのです。。。
中身は腐っていても入社してみないと実態なんて分からない。そんなわけで、辞めていく人も多ければ入ってくる人も多い。
中途採用の求人をかけると想像以上に大勢の人が応募してくるらしく、人事が応募者の履歴書をコピー機でコピーしているのを良く目にします。

と、ここまでは普通の光景。

問題なのはここからで、
コピー機のトレイに置去りにされた履歴書は日常茶飯事。
中には紛失するケースも結構な頻度で。。。
もっと酷いのは、担当者が使い終わった履歴書のコピーを
部署内で回し読みして、「この子かわいいじゃん」「結構いい大学出てんだなコイツ」「やべぇ俺んちからチョー近いんだけど!」。。。などといった具合。

挙句の果てには、そのコピーをシュレッダーせずにゴミ箱へ。。。

自分の時も、こういった事をされていたのかと想像するとゾッとします。
ここの会社は一部上場企業のグループ会社という、世間的にみればそれなりにうつる一企業なのですが、
理不尽の極みとでも言ったらいいでしょうか、本気で精神が病みそうになった記憶があります。

覚えている一部のできごとを紹介します。

①1秒でも遅刻すると(正確には着席していないと)、どんな理由であれ、怒号の叱責。但し、対象が女性の場合は何事も無かったかのようにスルーw
ちなみに上司自身の場合は、30分以上遅刻しても「エレベータで並んじゃってよー」「電車乗り間違えちゃってさぁ」など、どう考えても30分も遅れる真っ当な理由とは到底思えないことを聞いてもいないのに披露します。

②勤務終了の定時5分前に突然思い出した風なリアクションで「あっ!これ忘れてたわ!」と決まって独り言を大声で発した後、「オマエ、これ頼んだわ。今日中なっ。」という一連の流れが、だいたい週1回以上もれなく実行されます。
もちろん残業となるわけなので、残業申請書を出すことになるのですが、記入している最中に、猛ダッシュで上司が帰っていってしまうのです。
つまり、残業申請を行うことができずサービス残業に。

③打合せなどで外出した時です。
定時15分前、しかも会社に戻るとなると自宅とは逆方向。
電話を入れてそのままあがらせてもらおうと思っていました。
まぁそんな甘い考えは通用するわけもなく、片道1時間の道
のりをオフィスに向かって戻ることに。
オフィスに着いた時には、上司は退社しており、何をするわけでもなく、また来た道のりを1時間以上かけて戻り帰宅の途へ。いったいこの2時間はなんの意味があるんだろう。。。もちろん残業代はつきません。

思い出せばまだまだあるのですが、このへんで。
10月半ば頃のことです。
「クリスマスケーキの購入を取引先へ営業して下さい。ノルマはメールで送ってますので確認すること。以上。」

出勤間もなく、また担当業務ではない営業の命令。
しかも、ここの会社はケーキとは全く関係のない事業をしています。。。

通常業務を投げ出す訳にもいかず、昼休み、残業、休日と、ひたすら電話営業を続けること1ヶ月間。

ごく一部の義理と、たまたまタイミングの合う取引先担当者以外は、皆「要らないです」の一言。

当たり前だ。突然一つ5000円もするケーキを買えと言われても買うはずがない。私が逆の立場なら確実に要らない。。。

そんな営業電話を続けること1ヶ月。

また、出勤間もなくの時のこと。

「はい、ちゅうもーく!例のクリスマスケーキの件ですが、これウチの会社の売上になんだから、真剣にやれよ。死にもの狂いで。分かってんだろーけど、メール送ってる通り、取引額が高いトコは、購入してもらうノルマも多いんだから、ガンガンおしてけよ!以上!」

そして、案の定。ほとんどのノルマが未達成。

まぁ仕方ないという結論で終わったのも束の間。
社長「オマエらさぁ、ケーキ食うだろ?好きだろ?各人一個ずつ頼んであるから。まぁクリスマスくらい豪勢に家族サービスでもしろや。アハハハハハハ。」

またにはいい事してくれんじゃん!と感心していたら・・・
「来月の給与から天引きできんだろ?なぁ、経理っ。」

翌月のクリスマスに自宅へ送られてきた結構いい値段のクリスマスケーキ。中を開けると、、、、、、

すっかすか。パッサパサ。

どっかのおせち料理の事件の如く、ひどい。。。
どう見積もっても1000円以上もしない代物。

気分がガタ落ちのクリスマスを過ごすこととなったのです。


業務中に突然

「はい、みんな聞いてー。本日午後2時頃に社長宛てにお客様が来社致しまーす。ビルの下に到着したら出迎えのモンがケータイで連絡するので、全員起立の姿勢でスタンバってるように。
それと、分かってるだろうけど、大きな声で挨拶を忘れずに。これは社長じきじきの命令なんで、よろしくっ!以上。業務に戻ってよしっ!」

数時間後・・・
「はい、社長のお客様来たんで、全員仕事ストップして起立。」

数分後・・・
社長「おいおい、オマエら、挨拶なんていいから仕事、仕事。
まったく誰だよ立って挨拶なんてさせてるのは。座って座って。困った奴らだよ。アッハッハッハ~」

なんでしょう、このヤラセは。。。