ごあいさつ | 日々の小さなできごと(⁠•⁠‿⁠•⁠)

日々の小さなできごと(⁠•⁠‿⁠•⁠)

日々、小さな幸せと良いとこ探し♪
私の小説。いつか読み返したときに、こんな事もあったなぁ…と笑えるように(’-’*)



今日は明日で遠い仕事場所が
終わってしまうので
ごあいさつに行っておきたい人が
二人ほどいたので行ってきた



一人は前の仕事のときの
お客さん



年に数回しか会わないんだけど
とても良い方



金物屋さんなので
お店の椅子に座らせてもらい
少しお話



いろんな話から戦争の話へ



その人が小学校四年生のときのこと



焼けているひとを目の前で
みたこと



その人のすんでいるあたりは
辺り一面、焼け野はらになり
遠くまで見渡せたるほど。



長野に学童疎開をしたこと
これからの日本を支える子供たちは
東京にいては危ないと
大事に扱われ長野のホテルで
暮らしたらしい



栄養失調になったり
その寝泊まりするところが
不衛生でノミやダニで
痒くて仕方がなかったこと



小学校四年生のころの記憶が
とても鮮明で心から消えない



そんな話をたくさん聞かせてくれた



知っていることもあったけど
実際に体験してる人が
身近で話すのを聞くのは
心の中が苦しくなった



そして、その事を胸の中に
残したまま、何十年も生きている



自分のよみがえる過去の
フラッシュバックとか



そういうのとは、違いすぎて



人間の大きさを改めて実感した



全然知らない昔のこと



だけど、関わりのある人が
実際に体験して語られることは
大きすぎて忘れてはいけない
話なんだと心から思った