たまに、
私は今、なぜこうなっているんだろう?
愛している確かに。
食事でも会話や、
M君の行動と言葉は、
安心するものなのだけど、
本当は……どうなの?
私達は幸せなのか?
なぜ私はあの人の言葉を思い出してしまうのか……。
他人格の記憶なのか?
私の勘なのか?
フォトウエディングなど私達はまだしてはいけないのではないか?
ふとそう思った。
彼のことは 愛してる。
心通じ合うからこそ、
互いに、あの人に対しての罪悪感が大きくなる。
あの人が今そんなこと忘れて、幸せだったとしても。
私達は罰を受けているはずだ。
突然私は間違えていると言う気持ちが押し寄せた。
恋愛関係は、冷めるもの。
他人のものだからよく見えた印象も、今では彼の中でも違って見えるはずだ。
なにか心苦しい。
彼も無理をしているのではないか
あの人は今どこにいるか知らないけど、
私と話ができないくらい、
話し合いから逃げ、
キチンとあの人と向き合ったか?
忘れかけてる記憶を写真を見て思い出す。
最低な夫であったのには違いない。
だから逃げるように私は離婚届を出して受理させた。
半年すぎた今、
本当に幸せか?お互い。
急に主人格だと思う私の考えが過ぎる。
フォトウエディングするなんて、浅はかな考えだと、私が言っている。
確かに愛している中に不安が、とてつもない不安はないか?
心に問てくる。
結婚は生活であり、
恋愛関係を続けることは不可能で、
刺激だけをお互いに求めたのでは?
きっとまた、同じような罰が落ちる…。
チャペルうえディングで誓った気持ちが壊れてしまったとしても、
離婚して半年過ぎても、
これは正しいのか?
私の中で不安がよぎる人格と、
絶対大丈夫と思う人格に別れそうになった。
いや、彼は裏切ることはない。
メイ?
どこからともなく、私を見て笑ってるメイの声がした。
あの人とは話が本当に合ってたもんね。
あなたは本当は逃げただけ。
せいぜい何年続くのか、
苦しいね、皆が見てるよ。
誰も同情や祝福などしない。
もう何もかも遅いけれどね。
キャンプの趣味が同じだけで、
最初の刺激が強かっただけで、
今があるわけじゃない
そう叫ぶ本当の私が、
自分の中に居る自分の声に恐怖を感じた。
あの人は、きっとやり直そうとした。
彼はあなたを支えるほど、汚れてないし、苦しむと思うよ。あまり追い詰めないように……。
咄嗟に頭の中がガヤガヤした。
それは、外れてもいなかっただけに、
今までの鬱の理由はそれかと、
いや負けるなと、
葛藤した。
考えがはっきりしてきただけに、
私にはもうどうすることも出来ないところまで
来てしまった、それはとても速くて、
今のうちに軌道修正しようと、
強く思った。
人を信じることが怖い。
その思いを共有しているのは、彼ではなくあの人であることが、私の足枷となった
最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます。