いつだったか、
氷室京介の顔は未だによく分からないが、
曲が大好きな時があった。
「SALEになってます。買いますか?」
私が前欲しかったチェアだ。
スノーピークは安くなかったけど、
Amazonより安くなってるの見て
「買う♡」
買ってきてくれた。
相変わらず私は体調悪く、なかなか回復しない中、
夕食を作り、
夕飯会話時に
「大好きだなぁ。多分わたし、こんなに好きになった人、記憶上いないと思う」
彼は照れてたけど
「僕もです。今までで1番」
その時、メンヘラじゃないけど、そか、M君も今まで色んな女性と付き合ってきたんだよね…
なんかとても妬いた。
中学生レベルの私に
「昔の話です」
それでも妬いてる私が不思議だった。
ほんで、氷室京介の歌思い出した。
私が中学の頃、BOØWYは既に解散していたけど、なんかハマった時期があって、
氷室京介の声が好きだった。
Jealousyとか、あまり感じたことなかったけど、
まさにこの歌のようになんか胸苦しくなり、
「絶対浮気、しないでね」
なんて大人気なく言ってしまった。
3ヶ月すれば落ち着くと思ってた恋愛ボケが、
日に日に強くなりすぎて、
好きすぎて辛い(´;ω;`)
なんだこれは…。。。
いい歳して手が触れただけで赤面した。
「僕も好きすぎて困ってます」
傍から見たら馬鹿すぎる私たち。
なんで好きなのか理由探そうとしたけど、
よく言うツインレイだとか、
運命の人だとか、
それを超えて、自分以上に好きなのに、
彼の過去にすらヤキモチを妬く私に驚いた。
どうせこんな気持ちも半年もすれば無くなりそうなものだけど、
強くなる想いに、不安がなく、歯止め効かなかった。
「わたし、きっと、人を本当に好きになれたんだと思う。だからとても変だけど、いやいつも変だけど
離したくない。」
洗い物してくれる彼の背中に抱きついた。
「もう離婚して100日経とうとしてます。僕もあとは社長と面談し、結婚の意志を伝え、入籍して、精進します」
本当なら、もっと若い時経験するであろうこと。
もう別れることないと分かっているのに、嫉妬とか、感じたことない愛おしさとか、
参った。いい歳して…。
彼は年齢より若く見えるから、私も努力しないと本気で親子にみえてしまうから、
キレイになる努力、始めた。
買ってみた。
恋愛すると綺麗になるのは若いうちだけで、
確かに周りには明るくなったとか言われたけど、
年齢なりにきちんとしたものを使って老化を遅らせる足掻きをしてみる。
抱き合う指に眠れないJealousy
ほんとそれ
ヤキモチ妬いてないフリをしても何故か見破られて、
Mくんが
「大丈夫です!!」
笑ってたから恥ずかしかった。
ドMなくせに…。。
最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます。