「海へ連れていってください」
昼過ぎまで寝ていて、
あの林の奥の景色を見たくて、
2人で海へ行った。
手を繋いで歩き、
目の前に広がる景色。海がすぐそこに
Mくんが
左45度、フタマル、etc……
遠くの船を見て言った。
え、なに?ふたマイル???
「海上自衛隊にいた時の、出航を思い出します。」
そこで色んなこと聞いた。
よく、ここに帰ってきたね、
そして、この3ヶ月、よく耐えたね…。
強く、優しい彼と記念撮影、撮った。
肩に手を回してきた。
「私のような年上で本当に申し訳なく思います。」
自分に自信、なかった。
彼は若い。
本来ならもっと違う道もあったはずなのに…。
何度も身体を求めてしまうのはお互い不安だからだと思ってた。
キャンプ等行く暇なく、ほんとうに忙しくて、
慌ただしくて、
非日常より、日常を撮りまくった
「僕の人生は、僕自身決めてきました。
誰の指図も受けず、今までやってきて、後悔したことはありません。だからYさんとずっと一緒にいます。守ります。」
私は彼のような人を見たことがない。
もっと知りたい、もっと絆が欲しい、
何度も私が求めても応えた。
休みが違って来るけど、来週土日はキャンプの有休取ってくれた。
もう春の風吹いて、花粉症がやばかった。
2人でする家事は楽しくて楽だった。
私はいたたまれなかったけど
「もう離れていかないでください。
私は○○くんが好きです。多分今までで経験ないくらい。
10個と1歳年上だけど、
私の手を今と変わらず握っていてください。変わらないでください。傷つけないでください。」
こわかったけど、本当の思いを伝えた。
私を何度も抱きしめて
「大丈夫だよ」
って言った。
絶対にもう離れたくない人にに、そう伝えることが出来た。
本音を伝えることが出来た。
私を捨てないでください…
また月曜日。
あっという間に過ぎてく日々は、
私を確実に成長させていく。
最後まで御付き合い下さりありがとうございます。