かなり昨日は話をして、

言いにくい事も、彼にはなんでも伝えられる事が不思議だった。



私は今まで生まれてから不幸と感じることが多すぎて、


幸せに向かって歩いてるはずなのに、

どうしても私はダメだったこと、


伝えてるうちにまた涙、止まらなくなった。



彼は彼で、自分の生い立ちやコンプレックスに思っていることを、再度私に伝え、




私が一切そんなことを気にせず受け入れてくれたと

「また少し、まだ完璧な人間では無いけれど、強くなれたと思います。

自分は誰にも打ち明けられないこと、全く気にしなかったYさんに感謝します。


まだまだ未熟な人間ですが、僕は大好きな人を守ります。約束します。」



こんなこと言われたことなくて、

大好きとか愛してるとか、目を見てスラスラ言えるのが普通は胡散臭いのに、



彼はまっすぐ目を見て言うので、



本当に誠実なんだなと確信した。



彼がこれから心配している試練に耐えられるか?

心配だったが支えようと決心した。



私の家で、


「僕が今日作っていいですか?」

と冷蔵庫にあったもので料理を作ったのを食べた。




それを見てまた、

どうしていいか分からなくて、


外を見たらまた満月っぽかったので、

「見て、また満月です。なんかちっこい満月だよ」



彼を呼んだ。


私はまだ結婚してた時、彼と何度も満月を見たのを思い出した。それと、彼は覚えていたけど、私は覚えてないことが沢山あり、



あの時、3人でいたキャンプは、彼だったんだって、

いつも隣にテントがあったこと、


何となく思い出した。




みんなで行ったキャンプの時、彼の作る料理は、見た目はそんなに良くないけど、


味がすごく美味しくて、


私はもう離れたくなかった。


「女は100日の再婚禁止期間があるから、あと1ヶ月ちょいかな、


気が変わらなかったらもう一度プロポーズして下さい。

私なんかで良ければ、

かえって恐縮です」



それと、もうここに、一緒にいて欲しい、

月を見ながら、


彼が

「僕も離れたくないです。僕はきっと寂しい思い、させない。

いつもYさんはこうやってキャンプの時月を見ていて、


僕はそばに行ける立場じゃなかった。


奇跡ってあるんだな、僕も、そう思いました。僕は辛い時、ずっと諦めず生きてきました。願いは信じれば叶うって。

ずっと一緒に居させてください。」



もう騙されててもいいと思った。


私は人前でこんなに泣いたことないのに、

よく分からない感情で、幸せすぎて、

こわくて、そして、彼が大好きだと感じた。



そして、この街にきて、導いてくれたあの人にも感謝した。



来週引っ越してくると、約束した。

私は男性が一緒に住むと変わるのがこわくて、


それも伝えた。


「変わらないよ。僕はずっとそうやって生きてきたから。」


まだ信じられなかったけど、

朝早く帰って、


起きたら彼の姿はなく


十分な生活費が置いてあったので、

流石にここまではいらないよと思って、


電話したら、笑って

「今までの結婚生活で苦労した分、Yさんには楽して欲しいんです。信じてます」


そうか、彼も私を信じられなかったのか。


そうだよね、


世の中誰も信じられないよね…。


でも私にはもう彼がいると思うと、

また頑張れる、支えよう、



そう思った。

この気持ちが今まで私に足りてなかった。




最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます(_ _)