キャンプ場にキャンセルの電話を入れた。


なんだろう今日は頭が冴える、

計算が速い、仕事の要領が良すぎる、


いつもなら3時までかかる仕事がもう終わってしまった。

勝手に体が動く。


夢から覚めたみたいにハッキリしてて、

ティファニーの日本限定のネックレスが頭から離れなかった。



いつそんなネックレス知った?

キャンプ場を断ったのは私の意思じゃない。

本当は行きたかった。



私は耐えがたい傷をまた自分の中の誰かに背負わせ、めいが現れたのだと思った。



アスペYと違って、感覚的なもので話しかけてくる。


仙台光のページェント、ティファニーショップ、

ターコイズブルーの石。



それと、強い憎しみに似た悲しみ。


あまりの強いなにかで不安になり薬を飲む。



彼だ。

彼に向いている強い憎しみ。



論理的ではなく感覚的に押寄せる

残酷で、私自身すらも嘲笑うめい。


知らないうちに車で私は笑っていた。

あの時と同じだ。


父が私を見上げた時と。



何があった?

何が可笑しい?


私の意思では無い行動をどんどん進めていくのを私は見てることしか出来ない。



すごい解離だ。


キャンプの景色浮かぶが、一瞬にしてクリスマスのイルミネーションに切り替わる。


安定剤も飲む。


変わらない。きっと私はとても傷ついた。それだけは分かる。



もう、前の生活には戻れないところまで、深い傷を負ったのだけはわかった。



けれども私自身も強くなっている。

一生懸命に抗う。


中学の時父親に叫んだ言葉が聞こえた。


みんな死ねばいいんだよ!

こんな家族なんて無くなればいい。


それは何度も聞こえた。


私自身なにか理不尽に苦しんでいる事を分析したい気持ち強く、


それは遠のいた


おちついてきて、


このままではダメになる、

その危機感だけが残った。



私のすぐ側に今もまだずっとめいがいる。



最後まで御付き合い下さり大変ありがとうございます