誰にも言わずに部屋を探した。
私の人生、
母も
「大人なんだからもう好きにしなさい」
あとは、私はどう生きたらいいかすごく考えた。
悔いはない、
私はやはり1人になろう、
もう傷つけ合うのはいやだと、
結婚してるメリットもないと、愛情も無くなったと思った。
子も居なく、
仮面夫婦を続ける程、
この結婚生活に価値もなく
むしろデメリットしかないとすら思った。
1LDKの部屋を不動産の方に紹介された時、
何か嫌な、よく分からない記憶が甦った。
それでも私は迷いがなかった。
女って1度冷めるともう戻らないというか、
私の場合はそうで、
先に先に進んで行った。
私を本当に愛してくれる人と一緒になりたい思い強く、
キャンプへ行く途中、車の窓に鳥がぶつかった時、私に変化が訪れるのは、
本当だった。
考えて考えて、
1LDKの部屋を見た時、
何かが止めろといってる気がした。
それでももう遅い、
提示したお金を出した彼も気持ちが同じであれば、
進むべきだと思った。
お金を出したという事は、了承したのだと確信してた。
最後まで御付き合い下さり大変ありがとうございます。