不倫して別れて一緒になって生活する…
そんな日を夢見てた頃も私のEvernoteを見るとわかる。
これでまたより1層家族への憧れが強くなると知る。
そして何よりも家族を妬ましく見てしまう。
不倫相手の奥様が私を呼び出して、
「あなたはどうしたいの?」
よく言っていた。
どうしたかったんだろう?自分を傷つけてまで相手が欲しかった。
ノートには、典型的な不倫渦中にある独特な考えと、
メイの
だったらなぜ私を訴えないの?
だったらなぜ彼は奥様の元に帰らないの?
愛してるからじゃない。
もっと苦しませろ。
だれを?
そんな言葉もちょくちょくある。
ほんとうになぜ私を訴えなかった?
呼び出す前に、住所も電話番号も知ってて、
内容証明を送りつければいい。
彼は私の味方で…。
かんなの気持ちを操るメイに怯えながらも
約6年。
不倫生活を続けた。
父の葬儀にも彼は来た。
かんなは家族だと彼を思い込んでいた。
居心地のいい場所を提供し、セックスというものだけで、よく飽きもせず私は多分プロの女ぐらいのテクが身についたわけでもなく、
必死に引き止め、
ままごとみたいな恋愛を、
きっと奥様もいつか戻ってくる、いつか私の元へと、
彼のせいにせず私のせいにすることで、
私が悪者へなっていた。
当時はそこまで考えてなかった。
彼のいる時間だけ幸せ
と書いてあり、ネイルにそのなんの意味もない恋愛めいた依存に彼もかんなも夢中だった様子が行った場所が西新宿辺りで、
ディズニーシーのファイルが添付されていた。
今の私とは思えないほどの、
悪女以上の色気と、これはもはや女以外のなにものでもない姿と、笑顔?笑み?が、
自分でも怖かった。
そして思う。
あの奥様に、
大変申し訳なかったと、
本当に心からそう思う。
彼に対してはそう言う同じ波長を持った同士であり、今落ち着いていることを願う。
最後までお付き合い頂き大変ありがとうございます。