予約投稿です。


私は仕事へ行く前に、

神社で祈りを捧げた。


中学の受験と、


かんなのしたこと全てがあなたへの復讐であり、

私が幼い頃から、受けたことから生まれたあなたへの深い憎しみは、




あなたの難病ALSは、


間違いなく私の呪いであり、

相当の苦しみを与えてしまった。



あなたが最期に

「Y、何故泣く?」


あの時本当は心の奥底から込み上げていた嘲笑を、


それなのに…。


涙が出た。



私があなたをきっと呪って辱めて、殺してしまったことを



だけども


あなたは私の守護霊になっているのを私は知ってる。



私はかんなのしたことにより私も同じくらい辛い目にあって、自業自得、因果応報の報いを受けた。




知る必要のないかんなの存在。


これであなたを本当に赦し、

私もやっと心から反省したよ。



呪いや、病気は、本当に関係あるかもしれないね。



寒い朝。

父と会話した気がした。



どうか、安らかに。

やられたらやり返す、


これは間違いな考え方なんだって、

嫌という程わかった。



私は本来の私に戻ったと思う。


ただのつまらない人間だよ、なんの才能もなく。

あなたは私に期待したよね?

普通のパートの主婦をしてるなんてしんじられないでしょう?でもそれが私の幸せなの。



人は変えられない。


だけど、私は気付くことができた。

それはあなたがやはり、勉強を教えてくれたから。こんな私でも学があるからやってこれたのも事実。けいごくんと出会えたのも。




ごめんなさい、ありがとう。ただ、赦すとは、難しい。今向き合って治療しているけどなかなか難しい。


私には無理かもしれないが、感謝は出来た。やっと。




車で仕事へ向かいながら少しだけ涙で目が曇った。


最後までお付き合い頂き大変ありがとうございます。