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私たち兄弟と母は、


父の十三回忌だったり、1年に1回集まれればいいくらい、疎遠になった。



ただ一番下の弟は、福島へ帰ってきてバンカーになったので、嫁とともに2人ともバンカーとして忙しくしているので甥っ子がしょっちゅう母の所へ来てるようだ。



甥っ子は、完全に私を忘れていた。たかが1年で。



私と話しやすい一個下の弟は、けいごくんのお兄様とご近所で、



双極性障害だが頭良く才能のあるお嫁さんと、週末婚して過ごしている。子供は産まない選択をした。




私はこの弟こそ、母と共依存にあると思っていたけど、わたしもだった。




私達は大事に育てられた、

と母は言う。



崩れていく、何かが。


砂でできたお城の住民は、

絆も薄くて、


でも母が居ないと何も出来なくて、

私達は自立できなかった。



お母さん、もう助けなくていいんだよ。

子供には子供の人生があって、



あなたの正しいが、

それぞれにとって果たして正しいのか、



考えられるよう、私たちを放り投げて欲しい。

あなたの言っていることは矛盾だらけだったのに、私だけまともに聞いてしまった。忌み嫌う私が1番あなたの言うことを聞いてしまった。





私がけいごくんの所へ行ってしまうのが、

面白くなかった。それは感じてた。




あなたの理想を投影する人形が居なくなり、

罪悪感を認めたくない。



認めなくていいから、


好きなガーデニングをして、

好きな自分の趣味をして、



あなた自身の子育てはもう終わったことを子供はあなたの所有物で無いことを



知って欲しい。

愛情深い人。



父も可哀想だったんだよね。私の知らない父を知っているから。




あのアゲハ蝶は父じゃないよ。

父はもう居ない。



私はお母さんを一番好きだったんだと思う。

だから、


私は私の道をあなたの気持ち関係なしに、

自由にけいごくんというパートナーと歩く。



そこで失敗しようが、苦労しようが、私の選んだことで、あなたには関係ない。




昨日手紙を書いて、今日投函する。

年老いて、LINEやメールを読めないので、



私の小学の時の、綺麗な字で読みやすく書いた。


親子の縁が切れるわけじゃない。


それぞれの人生を、

見守ってくれるだけで、


砂のお城は、本当のみなが立寄る心を休められる港となる。



母は気づいてるかもしれない?

私はパートの普通の主婦になるのが1番生きやすいって。

だから、距離を置いたんだと信じてる。

というか、分かってもらう。認めざる得ない。

私を育て上げるまでにいくら使った?尋常ではないお金をつぎ込み、株はだだ下がり。

わざとやった訳じゃなく、


私のニーズに合わない所にお金をつぎ込んだだけ。



私はこれだけは覚えているよ。

あなたが馬鹿にした、前の旦那さんのお母さんが、


「子供は放っておいたって育つ。その子のしたいことを見つけて。」

私はTRICKみたいな村のお母さんだったけど、

私の家に遠慮しながらも、あの時はプライドを持って言っていた。


私はどちらも賛同できないけど、




いま、あなたのコンプレックスがハッキリとわかるの。憧れたことが私なら叶うと思った?





失敗作と思う今の私こそ、今が一番幸せであること。

あなたのような普通のお母さんになりたかったこと。それは決して恥ずべきことでは無いこと。







私はそれを教えるために、

今まで苦労した。その為にこの家に生まれたと言っても過言ではない。




最後までお付き合い頂き大変ありがとうございます。