けいごくんはすぐ
怖いグロ画像を前によく見せて私の反応を見て喜んでいたけど、
本当にやめて欲しくて、今はしないし本当に無理。
けれど私の中に居ると思うのは、
父が私にはじめて、ひれ伏した時、笑いが込み上げて止まらなくなった時のあの初めての快感と嘲笑を、
父が亡くなる時、
手を握ったら思わずフラッシュバックして笑いが込み上げてしまった事だ。
死ぬんだ。この人今死ぬんだ、ウケる
という可笑しい気持ちと
本当にちょっと作った悲しい気持ちが入り交じり、
病院の外へ出て安定剤を飲んだ時、
その時に私は激しく離人感を感じ、
その私を見てる私が居た。
亡くなった時涙が出なくて、
ただ、命が散った。亡くなる時は汗が沢山出るとか、なんの感情もわかないまま、
最近になり泣いたこと。父を思って泣いたこと。
彼は愛情を知らないまま死んだ?いや、母の愛を十分受けたとか、自分を納得させる、罪悪感を消すために色々理由をつけたこと。
そして私は夢を見た。
黒のトイプードル。
私が精神病棟から出てきて3匹犬を飼った。
犬は覚えてる
ドリー はなちゃん 最後に黒のトイプードル。
可愛くて、きっと旦那にお願いして買ってもらった。
だけど私はその可愛らしい幼犬を、
順番に殺そうと思っていたのを思い出した。
そのトイプードルは、私を見て最初から敵意を持っていた。
ダメだよ、やめて
入ってこないでとか、
沢山の声が聞こえて、
鬱から出るためにはこうするしかないという、
何か強い命令と使命感が私に衝動性を与えた。
そこからは、書けない。
はなとドリーにはできなかった。
そこから私は鬱から何か違う人格に変わり、
家から出たのを思い出した。
夢にその犬が出てこなければ思い出さなかったけど、あまりにも可哀想すぎて罪悪感もすごくてずっと手を合わせて祈っていた。
中学の頃、机の中の板に殺という字を真っ黒になるまで書いた。それを見た母が、父にちくり、
私をまた殴った。
父と母は、私の精神状態に異常を感じることが出来なかったのは、何故だろう。
殺と書いてメイ。
1人、また1人人格を見つけた。
深い深淵から這い上がるために必要だった悪魔のような塊メイ。
それは直ぐに消えた人格だったと思うけれど、
私に存在を教えるためにあの黒のトイプードルの夢を見させた?
とても辛い気持ちで目覚めて祈った。
ごめんなさい。買ってきたその日に…。
というかそのために買った犬。子犬。
私のした事じゃないと脳で騒がしかったが、
「いや、私だよね。」呟いた
許されぬこと、私はしてしまい、その代わり生きる力を手に入れて、あの家からどこかに消え、
私の仕事の履歴書が始まった。
とてもじゃないけど忘れていたかった。
これは罪だ。
だからとにかく祈って祈って謝罪した。
メイは、父の死と共に消えた。と思ったが、
かんなともう1人、地獄のような苦しみを味わった。不運が続いた証拠を沢山見つけた。30代の全て罰が当たったように、ドロップボックスの中に記録がはいっていた。
思い出すことはなかったが、メイがその存在をすべて誇示した。
その裏でアスペのYと元々の人格私が償ってきた。
そう思わざる得なかった。
メイはもう居ない。だが最後まで後味の悪い消え方をした。
また罪悪感にかられたけど、
アスペのYちゃんが、分析した言葉をくれた。
それは言い訳に過ぎなかったけれど、
私は空白の時間、こうやって生きてきた。
何をしてたまでは分からないが、
苦しい苦しい30代をすごしてきたことが分かった。
2回目の転職の時の月で、
私は浄化された。
それは結の幼い頃の笑顔だった。
プーさんの毛布。
実家で見た月
それだけハッキリと思い出した。
父と母を思い、全ての悲しみを与えた人達を思い、祈った。
涙が止まらなかった。これはけいごくんには、言えない。
月と星、
私を照らしていたのはいつもそばにあったのに、
気づかないくらい、その罪は重かった。
今日もまたキャンプへいく。
とにかく浄化されたい。
私は私に戻りたい。
Pちゃんお役立ちpick
最後までお付き合い頂き大変ありがとうございます