私は確実に、普通の幸せを見出しつつあり、
もうこれ以上苦しむのは嫌だった。
けいごくんに理解してもらうのは、ちょっと無理だし、理解してもらえる訳もなく、
心の中で
「十三回忌で最後にしよう」
と思った。
全てが上手く行くはずが無い。
けいごくんは
「家族だから仲良くしたい。」
って言ったから今回は行く。
けど私がもう無理です。
弟が頑張ってくれたけど、
あの人たちは、
私の味方なのかすらもう分からない。
私はあのような考え方はしない。
もともと生まれてくるところ、間違えてただけと、
愛情を知った私は、
両親に愛されていなかったこと
認めた。
求めることをやめて、
それでも、私は1人じゃない。
家族は居るから。私には。
少し話したら、けいごくんも分かってくれた。
そして、
「俺は諦めたくないけどな」
って言った。
ああ、この人は本当に愛されて、大切に育てられたんだなって、
少しの違いを感じたけど、
けいごくん
「Yが俺に自信をくれたし、思いやりも的を得てきたろ?」
心から好きだなぁって思えただけ、私はまだ幸せだって思った。
最後まで御付き合い頂き大変ありがとうございます⸜🌷︎⸝