この前電話した時、
最後に
私が
「本当に、辛いだけの結婚生活をしててくれて…。
なんと言うかごめんなさい、
ありがとうございます。
申し訳ないです。」
と言ったら、
元旦那
「俺はあの日も夜勤とはいえ、居なくて、連絡もらったのに行けなくて、
そしてあんなあなたを、どんどん痩せていって、前の面影なく、鬱々とした家から逃げてしまったのは事実だし、見てられなかったYさんを。
でも責任だと思って、一生償わなきゃいけないと思って、何回かやり直すために、結婚指輪を
2回買った。
それが、逆に苦しめていたのかなって、
思ってあの日離婚届を…」
……。
2回指輪、覚えていない。
カルティエのラブリングしか
私
「あなたのことは、なんかよく分からないけど1番苦労させて、愛していた感じだけは残ってるよ。写真は消してしまったけれど、優しい、どこまでも優しいひとだったよね。今が幸せなことを願う」
元旦那
「あなたが幸せになったと、遥から聞いていたから電話に出た。本当に良かった。
もし、そうじゃなかったら俺は電話に出れなかったかもしれない。そういう男だ。」
私
「でも、でもさ、なんかモテて居たから今幸せなんでしょ?わたしにも何となく分かる」
元旦那
「俺は本当に普通の家族の幸せを願っていただけだったんだけどな、Yさんとはどうしても上手くいかなかったって、何でだろう、
でもある日分かった。
そしたら俺にも幸せが訪れた」
全てはあの雪の日の、クリスマスソングが流れる頃の離婚届…。。。
元旦那は、あれから色々あって、北海道に転勤する事も教えてくれた。北海道のどこかの切子細工が好きで
そう。 偶然だね…… 心の中で思った。
ツインソウル。双子の魂と言われるもの。出会うのは試練やそういうもの。乗り越えたり、
別れに向かう時は自分が引き裂けるような苦痛を伴うとか。。。そして別れることが多いとか書いてあった。真実の愛を知るために。
そんなこと一瞬思った。
あなたとの共有した時間や、作り上げたもののすべて、物も記憶にもなくとも、
あなたの幸せを心より願う。ありがとう、さようなら。
きっと彼もそう思ったのだと思う。
不思議に寂しくなかった。
感謝の気持ちで身体中に何か暖かいものが巡った。
神様はやっぱり居るのか、そして魂は、間違いなく何度も巡っていると、思わざる得なかった。
こういうのがいい。間違いなく
最後まで御付き合い頂き大変ありがとうございます。