余市といえば・・・ワインとウイスキーの町
ニッカウヰスキー北海道工場を見学してきました
入場は無料でした
中に入ると石造りの工場がずらっと並んでいます
赤屋根の望楼つき消防駐屯所を思わせる建物の印象がありました
広い敷地は散歩に適した公園のようであり
ヨーロッパの田舎町を思わせるのどかな風景が見られます
順路に従ってウイスキーの出来上がる工程を見て廻った後
赤屋根の工場群の中に一際目立つ緑屋根の邸宅を見つけました
そこは創業者の家「旧竹鶴邸」でした
創業者竹鶴政孝氏と妻リタさんの過ごした館です
大正時代、竹鶴氏がスコットランドに留学していた頃、あるスコットランドの家庭に柔道の手ほどきを頼まれたことから
誰もを受け入れるオープンな心意気の企業スピリットがとても気に入ったのでした
その家族の長女リタと出会い
紳士な竹鶴氏にリタが惹かれ、つつましいリタに竹鶴氏が恋をしたことからスコットランドとの縁が生まれたのだとか
バイオの勉強をし、ウイスキーづくりを学んだ氏に
リタは一緒に日本へ行きウイスキー会社を創設することを夢みてくれたからこそ
ニッカの誕生があったのでしょうね~
また、ウイスキー試飲BARがあり 今年ワールドアワード(優秀賞)を受賞した「竹鶴21年」を含めたウィスキーがいただけますその中で1000本限定「竹鶴35年」¥50000(既に完売)があり、
試飲ができたのでこっそり クピッっとお味見しておきました(笑)
他に原酒試飲コーナーもあり、年代ごとに6種類用意してあり、工場内限定販売で入手できます
使用樽によって風味付けの工夫もあり、14年もの原酒がウイスキーらしさが醸し出されお勧めだそう
友達は10年ものが(バニラ風味、シェリー樽使用)が好みだったのですが
他にアフタヌーンティを楽しむことのできる「リタハウス」がありました
立ち寄らなかったのですが スコーンがとても美味しいそうです
ニッカウヰスキーの歴史がこの夫婦の出会いから生まれたことを教えてくれます
ゆっくりと時間をかけて 試飲とアフタヌーンティを楽しんだり、
レストランも併設されているので食事をとることもできるところです