　傳香寺全国筒井氏同族会（現在休止中）の会報について、創刊号～第２４号まで、順にご紹介したいと思います。個人情報、および、それらに繋がりかねない情報等も多いため、目次に留めざるを得ないことをご了承お願い致します。

＜同族会会報第３号＞

・昭和６３（1988）年9月11日に発行。

＜目次＞

◆表紙：【写真】伝香寺蔵『筒井順慶書状』

◆P.1～4：「御挨拶」（第二代会長・深水雄三郎氏）

◆P.5：「同族会だより」

　　　・筒井順慶法印四百四回忌法要および同族会親睦会（昭和62年9月13日）

　　　　　　　・【集合写真】伝香寺本堂前

　　　　　・生駒市上町での同族会の親睦会

　　　　　・長弓寺塔中薬師院での昼食、懇談、本堂参拝

　　　　　　　・【集合写真】国宝である長弓寺塔中薬師院本堂前

　　　　　・順昭法印菩提所・円證寺参拝

◆P.6～10：「筒井順慶」（関西学院大学名誉教授・永島福太郎博士）

　　・【写真】天正時代の順慶法印の花押

　　・【写真】天正時代より前の順慶法印の花押

　　・【写真】数寄者の花押

　　・【写真】『筒井順慶書状』

　　・【写真】『筒井順興書状』

◆P.11：「筒井一族供養五輪塔の建立」

　　・【写真】「筒井一族供養塔」の完成予想図

　　・【集合写真】金池院での筒井氏同族会 (現在の同族会の前身)の東京支部発会式（昭和36年9月10日）

◆P.12～39：『和州諸将軍伝』（遊客閑雲子増撰）（深水雄三郎氏、佐々木猛氏、西山明彦住職）

　※原形を崩さずに読みやすいように、内容を掲載。順慶公歿後百年以上を経て書かれたものなので、現在の資料より見ると不明確な部分もある。しかし史料が出現しない限り誤記があるとはいえ、欠落部分の大和戦国時代を知り、偲ぶ事のできるものである。前半は筒井氏一族の記述であり、筒井氏研究の一資料としてご一読をお勧めしたい。

　　・『和州諸将軍傳　巻一』

　　　　　[目録]

　　　　・春日大明神、和州三笠山へ御鎮座の事

　　　　・筒井家元祖太夫順武傳

　　　　　　・筒井家旗馬印家の紋等の事

　　　　・筒井律師順永法印傳

　　　　　　・筒井の城築き始むるの事

　　　　　　・筒井家興福寺衆徒役始めの事

　　　　　　・順永状況し公方家に謁するの事

　　　　・隆舜房光宣法印傳幷に山田氏女子

　　　　　　・勧進能始まりの事

　　　　　　・筒井家遊佐河内守と接戦幷に縁者組の事

　　　　　　・光宣房順秀卒の事

　　　　・明舜房順盛法印傳

　　　　　　・順盛法印河内へ加勢の事

　　　　　　・細河山名接戦の事

　　　　　　・多武峰大織冠の像破裂の事

　　　　　　・春日神木枯るる事

　　　　　　・順盛法印卒去の事

　　　　・良舜房法印順興傳幷に五女子　慈明寺　福須美

　　　　　　・興福寺と南都の町人等と合戦の事

　　　　　　・順興法印卒去の事

　　　　・栄舜房順昭法印傳幷に五女子

　　　　　　・松永弾正少弼筒井家を滅ぼさんと謀るの事

　　　　　　・豊臣秀吉卿素性の事

　　　　　　・鉄炮来歴の事

　　　　　　・松永氏より飯田家へ使价の事

　　・『和州諸将軍傳　巻二』

　　　　　[目録]

　　　　　　・筒井家、飯田氏と和合幷に縁組の事

　　　　　　・南都西大寺豊心丹始まりの事

　　　　　　・順昭房細河家へ加勢の事

　　　　　　・順昭房卒去幷に黙阿彌盲目の事

　　　　・陽舜房順慶法印傳

　　　　　　・筒井藤勝始めて春日の祠へ詣るの事

　　　　　　・上杉弾正少弼景虎上洛の事

　　　　　　・大江元就父子上洛の事

　　　　　　・飯田春宗入道卒去の事

　　　　　　・藤勝児剃髪の事

　　　　　　・順慶房好学幷に詠歌の事

　　　　　　・光源院殿の御自滅の事

　　　　　　・筒井家氏族麾下の事

◆P.39：順慶法印四百四回忌法要ならびに第四回同族会総会出席者名簿

◆P.40：

　　　・同族会費収支報告

　　　・会費振込先口座

　　　・編集後記

　　　・奥付

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『傳香寺 全国筒井氏同族会 会報 第3号』

『傳香寺全国筒井氏同族会会報第3号』