傳香寺 全国筒井氏同族会(現在休止中)の会報について、創刊号~第24号まで、順にご紹介したいと思います。個人情報、および、それらに繋がりかねない情報等も多いため、目次に留めざるを得ないことをご了承お願い致します。


<同族会 会報 第7号>

・平成3(1991)年9月16日に発行。


<目次>

◆表紙:【写真】筒井順昭法印書状(傳香寺蔵): 唐招提寺塔中湯屋坊の住持職について云々、

◆目次

◆P.1:「傳香寺に移築された楽人門」の【写真】と解説

 楽人門は、江戸時代、大乗院に関連する屋敷の門として使用されていたもので、傳香寺で移築保存を前提に所有者の中室氏より寄贈された。移築工事中に、天井板より明和三(1766)年の墨書が発見され、改築の痕跡が無いことが判明している。

◆P.2~4:「会員紹介 第一回: 私の家に伝わっている筒井家の系図」:深水 雄三郎氏(会長)

◆P.4:第七回同族会総会出席者名簿

◆P.5~6:「同族会だより」

   ・霊峰高野山での同族会親睦会(平成2(1990)年9月8~9日)

      ・高野山駅集合

      ・奥之院にある順慶法印の供養五輪塔参拝

      ・宿坊である大明王院での親睦会

      ・礼拝堂にて朝勤業

      ・金剛峯寺の見学会

       ・【写真】今回建立された筒井順慶公供養五輪塔への路導(みちしるべ)(護摩堂前参道)

       ・【写真】順慶法印の供養五輪塔

       ・【写真】金剛峯寺前での様子

       ・【集合写真】壇上伽藍前にて

◆P.7~33:『和州諸将軍伝』(遊客閑雲子増撰)(深水 雄三郎 氏、佐々木 猛 氏、傳香寺住職 西山 明彦 師) 原形を崩さずに読みやすいように、内容を掲載。

 ※この『和州諸将軍伝』は、順慶公歿後百年以上を経て書かれたものなので、現在の資料より見ると不明確な部分もある。しかし史料が出現しない限り誤記があるとはいえ、欠落部分の大和戦国時代を知り、偲ぶ事のできるものである。前半は筒井氏一族の記述であり、筒井氏研究の一資料としてご一読をお勧めしたい。今回の投稿では目次に相当する目録のみ紹介致します。

  ・『和州諸将軍傳 巻九』

     [目録]

    ・柴田夫婦自殺 幷に辞世 付り系図の事

    ・北国落居 幷に諸大将恩賞の事

    ・岐阜落城 幷に筒井順慶扱ひ 付り侍従信孝自殺辞世の事

    ・筒井順慶大坂勤候 幷に仙波順慶町 付り病悩の事

    ・織田内府信雄三臣を誅す 幷に秀吉と不和の事

    ・秀吉出勢 幷に池田家、森家非道の事

    ・内府信雄防戦 幷に織田上野介、同源五郎却って秀吉に属する事

    ・池田家森家出勢 幷に犬山岩崎両城落居の事

    ・三好孫七郎秀次敗北 幷に平野遠江守長泰高名 付り奥平九八郎家昌武勇の事

    ・長久手合戦 幷に伊井万千代武勇 付り池田父子、森武州討死 及び永井右近、高藤彦兵征高名の事

    ・秀吉敗軍 幷に堀尾茂介、加藤主計等殿ひ 付り本多中務太輔勇誅の事

    ・内府信雄、秀吉と和合の事

    ・筒井順慶卒去 幷に辞世 付り藤四郎定次家督の事

  ・『和州諸将軍傳 巻十』

     [目録]

    ・藤四郎定次加増地 幷に叙位任官の事

    ・定次伊賀江 迂國の事

    ・同国獺瀬城第一揆 幷に嶋、松倉、森等、桃谷、松浦、河村等と不和の事

    ・桃谷、松浦、河村邪謀 幷に一揆と斗ひ劣れを取る 付り桃谷與惣国部討死の事

    ・伊賀守定次獺瀬攻め 幷に一揆方名張神戸等武勇の事

    ・定次江、嶋、松倉、森助勢 幷に三士謀略 付り服部兄弟返り忠の事

    ・再び獺瀬城攻め 幷に嶋、松倉、森武勇 付たり名張、神戸等強死の事

    ・獺瀬落城 幷に服部兄弟遁世の事

    ・豊臣秀長和州郡山江入場 幷に大和諸士等秀長の家士となる 付り飯田三郎直宗義道の事

    ・根来退治 幷に千石堀落城 付り伊賀守定次、嶋、松倉、桃谷、布施、万財等武勇の事

    ・丹羽越前守長秀積病自殺の事

    ・四國退治 幷に長曽我部等帰服の事

    ・秀吉関白任職 幷に伊賀守定次四品侍従に転任する事

    ・天下の五奉行を定められる事

    ・秀吉卿越中発向 幷に佐々陸奥守成正勇情 付り侍従定次扱ひの事

    ・北野大茶の湯 幷に侍従定次茶客と為る事

    ・侍従定次浪速奈良に於て傾國遊ぶ事

    ・松倉右近名張に於て逝去 幷に九市郎重政家督の事

    ・侍従定次浪速に於て傾國遊び 幷に清須美右兵衛諫言の事

    ・清須美右兵衛盛時、伊賀上野に於て逝去の事

    ・森縫殿介好高、上野を退去する事

◆P.34

  ・同族会収支報告

  ・会費振込先口座

  ・編集後記

  ・奥付


via 筒井氏同族研究会
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