顎変形症ブログ　下顎後退

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18Feb
- 術後3ヶ月
  お久しぶりです。仕事に復帰してから毎日バタバタしており、気づいたら年も明けてもう2月も終わりそう。。手術してから3ヶ月が経過しました。現在は腫れもほぼ引いて見た目もかなりスッキリしました。ただ、下唇から下顎にかけても皮膚は硬いままで痺れも残っています。もともと下顎がかなり後退していたこともあり、顎の筋肉や皮膚が新しい骨の位置についていけていないというのも理由の一つです。でも温かい冷たいの感覚はわかるようになってきました。上の歯茎の付け根はあまり感覚がなくて鼻の下の筋肉の動きが重たいような鈍いような感覚です。術後2ヶ月くらいまでは骨が不安定で、朝ベッドから起き上がるときに重力に引っ張られて顎が痛かったり、食事中に急に痛くなったりとありましたが3ヶ月経つと落ち着いてきました。軽くですが走ることもできます。喉の腫れはほぼ引いたかと思います。飲み込むことも楽になりました。耳の詰まりもたまに詰まる時もあるけど、すぐ治ります。食事については、自分でも顎の骨が不安定という感覚があったので2ヶ月間くらいはお粥とブレンダーですり潰したおかずを食べていました。3ヶ月目くらいから白米、小さく刻んだおかずを食べ始めています。私の場合は他の方に比べると食事のステップアップはかなり遅いです。あんぱんなど柔らかいパン、小さく刻んだ唐揚げなども食べられます。ただ噛み合わせが安定していないため、あまり噛めず胃腸が不調に。。ということもあります。開口については、食事の進みが遅くて口周りの筋肉がまだ弱いためかあまり開きません。1.5センチくらいだと思います。矯正の先生から手で口を開ける練習をといわれやっていますがあまり変わらず。。ただ少し硬めのものを食べるようになってからは、多少開くようになってきたので、今後もっと開くことに期待です。術後3ヶ月ともなると、新しい顔や生活にも慣れてきて、手術したことをそれほど気にしなくても生活できるようになってきました！完全に腫れが引いて、矯正が終わるのが楽しみです。
30Nov
- 入院中の持ち物
  入院に持っていった持ち物などをまとめます。パジャマ　2枚カーディガン下着バスタオル　2枚フェイスタオル洗面用具ボディーソープシャンプー等歯ブラシティッシュ　1箱　※足りなくて売店で2箱購入紙コップ　※使い辛くて売店でコップ購入円座クッションホワイトボード　※使わなくても話せたスマホ充電器ポケットWi-Fiスマホスタンド　※動画を見る時に手ぶらで見れるようにタオルエプロン　※娘が保育園で使用していたもの。タオルにゴム紐を通して首からかけられる。ヨダレや食べこぼしが多かった為、活躍した。着圧ソックスポケットWi-Fiタオルエプロンは本当に大活躍。スマホでドラマを見るのに手でずっと持っているのは辛いと思い、スマホスタンドをもちこみましたが、これも大正解。スタンドの首を自由にぐねぐね動かせる為、ベッドにもたれても角度が調整できて良かったです。タオルや下着類は病院のコインランドリーにて洗濯をしていたのでそんなに数はなくてよかったかなと思います。パジャマは持ち込みましたが、貸し出し用のパジャマもあり、そちらを利用している患者さんの方が多かった印象です、わ
- 入院まとめ
  入院中の事のまとめです。●入院期間手術前日から術後9日までの10日間でした。●手術内容ルフォーSSROオトガイ形成親不知4本抜歯●手術時間、出血量不明。今度確認してみようと思います。●顎間固定術後2日目まで何もなし3日目より簡単なゴムかけ退院前日7日目からゴムにる顎間固定いずれもシーネは噛んでいません。●顔の腫れ術後3日目がピークその後は徐々に腫れは引いた3日目まではほっぺたが痛かったです。4日目以降も熱を持った感じがあり、6日目あたりまで冷たいガーゼで冷やしていました。●熱退院時まで37度後半くらいの微熱が続いていました。6日目に38度後半の高熱あり。退院後自宅に戻ってからは不思議と平熱に戻りました。私見ですが、恐らく入院中はあまり眠る事ができなかった為、体力的に限界だったのかなと思いました。退院後は一度も37度台になっておりません。●痰、鼻血術後3日目まではヨダレもすごくて、チューブで吸引。4日目からはヨダレは出るものの吸引はしなくても大丈夫になりました。退院日を境にヨダレも出なくなりました。ただ、痰が喉に絡み、咳き込んでしまいます。顎の骨が平気か心配です。●食事術後4日目の夕方から開始。手術中に親不知を抜歯している為、通常よりも開始が遅かったようです。おかゆの上澄み、スープ、野菜ジュースといった汁物系ばかりでした。これに加え、高カロリードリンクの処方があり、このドリンクだけで1日に600キロカロリー摂取するようノルマがありました。このドリンクはとても甘いのですが、私は甘党なので全然平気。甘いのが苦手な方には辛いかと思います。●薬、点滴術後4日目までは点滴のみで、栄養をとっていました。これに加え、朝晩は抗生剤を点滴で入れていました。流動食開始後は朝晩の抗生剤のみになり、日中は点滴を外した状態になります。私は途中で高熱が出てしまった為、通常よりも1日多く抗生剤を投与しました。薬は、痛み止め、痺れの薬に加え、お腹の調子が悪かったので整腸剤が処方されました。汁物系しか摂取していないことと、抗生剤のせいでお腹が弱っているらしく、流動食開始後は1日に5回ほどトイレに駆け込むことも。でも徐々に慣れてきて、トイレの回数も減りました。夜になると顔と顎の痛みが増す為、退院ギリギリまで痛み止めの点滴を夜中点滴から入れてもらっていました。また、ねむれないため、眠剤も同様に入れてもらっていました。
- 退院後-顎間固定期間中
  同じ手術を受けられた方のブログをたくさん見てきましたが、皆さん経過が順調だからか退院後の事はサラッとしか書いてなく、私はむしろ退院後の方が困った事が多かったので、その事についてまとめようと思います。●食事顎間固定をしているため、退院後も流動食です。ブレンダーを持っていた為、よく粉砕すれば多少の粒があっても大丈夫かなと思っていたのですが、少しでも粒が大きいと、口の中に入っていきません。歯の表面にびっちりついて大変なことになります。ブレンダーで一旦粉砕した後、茶こしなどでこす必要がありました。粉砕する際は水気がないとうまくいかないので、お湯を足したり、あらかじめ出汁をたくさん作って冷蔵庫で保存しておいて、それを足してからブレンダーを使用していました。ドロドロすぎてもすする力がない為口の中に入っていかないし、完全なスープだとむせて咳き込んでしまうといった感じでした。めんどくさいのでスープ状にして咳き込みながら食べていました。笑塩加減が強くても咳き込んでしまったり、消化がうまくできず胃もたれをしたりお腹の調子が悪くなったりしました。私が主に食べていたのは、おかゆ自家製野菜スープコーンスープ※かぼちゃスープ※介護食の噛まなくて良いシリーズかぼちゃの裏漉し自家製甘酒自家製バナナジュース飲むヨーグルト味噌汁◎全てブレンダーで粉砕した後、茶漉しでこしてから飲んでいます。※フリーズドライやカップスープの素を使用かぼちゃの裏漉しは離乳食用に売っている、かぼちゃフレークを使用。フリーズドライされた粉末のカボチャにお湯を注ぐことで簡単に裏漉しカボチャができる。甘酒は飲む点滴とも言われている為、積極的に飲んでいました。朝時間のない時はバナナジュースを作って、青汁の粉を入れて飲んでいました。退院時にはコップ飲み、スプーンで飲むのにも慣れてきていた為、病院で使っていた注射器のようなスポイトは使用していません。●体の不調　顔、顎の痛み退院後2週間ほどは痛み止めを飲んでいました。2週間経つと痛み止めなしでも大丈夫になってきました。●体の不調　胃腸関係痛み止めを飲み続けていたり、抗生剤を飲み続けていた為、かなり胃が荒れていると思います。また、水分の多い流動食ですので、そのせいで腸の動きも悪くなっているとの事。退院後はほとんど家にいて、あまり歩かなかった為、運動不足もあって胃腸の調子が良くないです。調子に乗ってたくさん食べてしまったり、こってりしたクラムチャウダーをのんでしまったりすると胃もたれが起きました。天気のいい暖かい時間帯に散歩をしたり、食べ過ぎに注意したりしました。ちなみに退院時に担当医に相談してあった為、あらかじめ整腸剤は処方され毎食後飲み続けています。●体の不調　耳の詰まり退院後、結構困っているのが耳の詰まりです。特に午前中、左耳に圧がかかったような感じでずっと詰まっています。担当医に相談したところ、よくあることらしく、手術時に挿入していたチューブによって、鼻と口が腫れていて荒れている。喉も荒れている。この為、痰、鼻水が出るが喉と口が腫れている為うまく処理できず、耳が詰まるとこのとでした。対処法としては痰切りの薬を処方してもらい、端を切りやすくなるようにしてもらいました。また、頭を高くすると喉に張り付いた痰が下に落ちるような感じになって耳の詰まりが取れる事がわかりました。なので枕をおいて仰向けに寝っ転がっていると自然と耳の詰まりが取れました。ただ、その後咳き込んでしまうとまた詰まったり、、という時もありました。午前中は寝起きと寒さのせいもあり、鼻水、痰の量が多く、耳が詰まります。お昼頃、暖かくなってくると、知らないうちに耳の詰まりが取れるので、何をしてもダメな時は時が過ぎ去るのを待ちます。●体の不調　肩こり退院後、寝る時は横を向くのが怖くて仰向けでずっと寝ています。寝返りができない為、肩がバキバキに。血流を良くしたいので温めたいのですが、温めたことによって顔が腫れたり痛くなったりしないか心配で最初は何もしていませんでした。でも限界になってきたので、お風呂であったまったり、ホカロンを肩に置いたりして少しずつ温めています。笑いいのか悪いのかは分かりません。担当医に聞いてみたところ、横向きで寝ても構わないとの事でした。うつ伏せはもちろんダメですが、、●顎、顔の痺れ、腫れ、痛み退院後、腫れはかなり落ち着きましたが、代わりに痺れが出ています。オトガイを形成した顎先がビリビリしています。でもちょっとむず痒い感じであまり嫌な感じはしません。また、歯もムズムズしています。下唇の感覚はありませんが、術後3週間くらいからヒリヒリした感じがします。鼻の中、口の中、唇は腫れたままで術後3週間経っても動きが鈍いです。痛みは気にならない程度になってきた為、術後3週間目には痛み止めは飲んでいません。この後顎間固定を解除したのちに、ゴムかけが始まるので、そこでまた様子が変わるかもしれません。●歯磨き固定中はゴムが外せない為、歯磨きができません。ジェットウォッシャーで表面を流して、イソジンでうがいをするくらいです。なので歯の裏側は最悪なことに。虫歯にならないかヒヤヒヤしています。固定期間は約2週間ほどでした。今は固定を外して、通常のゴムかけになっています。他にも思い出したら都度更新していこうかと思います。
- 術後8日目-退院
  前日からの顎間固定で息苦しくてなかなか寝つけませんでしたが、もう退院なので気持ちは楽。朝食を済ませ、荷物をまとめ、10時ごろ会計をして病院を後にしました。家族が車で迎えにきてくれた為、帰りは楽々。お見舞いにもなかなか来れなかった為、久しぶりに会えて嬉しかったです。家に着くと早速流動食作り。固形物は食べられないので何を作るかとても悩みました。とりあえず裏漉ししたおかゆとブレンダーで砕いて裏漉ししたスープを作りました。実は最初はブレンダーで粉砕するのみだったのですが、それだと食べられず。。結局裏漉しが必要になりました。やっぱり家はいいですね。入院中はほとんど眠れない日が続いていましたが、この日は9時間爆睡。久々によく眠れました。
- 術後7日目
  この日は朝の検温の時間に、感染していないか検査するため、採血を行いました。体調はまあまあで院内を散歩する元気もありました。食欲もそこそこ出てきているものの、まだ完食はできていません。処方されている高カロリードリンクだけは毎日ノルマの2本を飲むようにしています。これまでは注射器のようなスポイトのようなで飲んでいましたが、コップのみにも少しずつ慣れてきました。ただ、下唇、下顎の感覚が無いため、溢れていても全く気づかず。。常に近くに鏡を置いて確認しながら食事をしたり、飲み物を飲んだりします。喉が腫れているため、うまく飲み込めなかったり、痰が絡んでしまったりと、よく咳き込んでしまいます。咳き込むたびに苦しくなるので、食事が少し苦痛でした。顔の腫れですが、ピークよりはかなり引いてきました。少しスッキリしています。代わりに内出血が出てきて、顎周りと首、鎖骨あたりが黄色く変色しています。下唇、下顎は痺れも出ていて、暑い、冷たい、触った、、などの感覚はありません。上唇は感覚があります。唇は上下とも腫れていて、唇の皮が何回向けたことか。笑　唇の内側まで腫れているため、矯正器具に唇が食い込み跡がついています。腫れていて感覚が無いのか、気になりませんが。笑口周りはまだまだ動きが鈍く、筋肉が硬い感じがします。笑ってみても口角が少ししか上がりませんが、それでも当初より口周りは動くようになりました。鼻血は減りましたが、まだ少し出ます。血の混じった痰も気にならない程度になりましたが、まだ少し出ます。チューブでの吸引は術後4日目以降はほとんどやっていません。顔の痛みは朝と寝ている時はありますが、術後6日目あたりから日中は冷たいガーゼで冷やさなくても大丈夫でした。お昼の検温の際、看護師さんから「明日退院ですね」と言われ、びっくり。先生からは採血の結果等まだ何も言われていないことを話すと、「看護師のパソコンに退院の指示が入っていましたよ！採血の結果はもう出ている時間ですし、このまま退院できると思います！」との事でした。とても嬉しかったです！！早速荷物をまとめて退院の準備をしました！担当医の診察はまだだけど、、笑夕方担当医の回診。採血の結果も問題なく、明日退院の許可が正式におりました。そしてこの時からしっかりとゴムを何本もかけて顎間固定が開始。シーネは噛んでいません。少し息苦しくなるからねーと言われた通り、息苦しくて常にハアハア。笑夜もなかなか眠れませんでした。笑この時に退院後のことをあれこれ質問しました。あと2週間は顎間固定が続くため、引き続きスープやジュースなどの流動食を。粒があると歯の隙間から入らないし、挟まってしまうと歯磨きができずに取れない為、なるべく粒はないようなものを食べること。高カロリードリンクは1日2本飲むこと。歯磨きができない為、ジェットウォッシャーとうがいを必ず行うこと。感染防止のため、口の中を清潔に。ゴムで固定されているため、息苦しくなる。息が上がらないようゆっくり話すこと。運動はしばらく禁止。寝る時は枕を高めにして眠ると、朝顔が浮腫まなくて良い。顔を温めすぎると痛みが出る可能性があるため、お風呂は長湯せずにさっと済ませること。感染防止の為、粉の抗生剤を処方してもらいました。いよいよ退院です？
- 術後6日目
  少しまとまって眠れたようで、前日よりもすっきり起きることができました。朝の検温も37.8とやや高めですが体は楽でした。担当医の回診は夕方との事で、早く診てもらいたい気持ちを抑え、散歩したりドラマを見たりと過ごしました。本当であればそろそろ退院の話も出るはずでしたが発熱のせいでもうしばらく伸びそうです。夕方、担当医がやってきて、明日の朝、採血をして感染していないか検査する。本来であれば今日で抗生剤の点滴は終わる予定だが、念のため明日いっぱい継続することになりました。採血の結果に問題がなければ明後日退院して良いとの事でした。明後日、退院！この言葉を聞いてものすごく嬉しかったです。ただそれには感染していないことが条件。感染していないことを祈りながら眠りました。
- 術後5日目
  この日もなかなかまとまって眠れず3時間くらいしか眠れませんでした。朝起きると体がだるく、顔もいつもより痛かったです。お昼ぐらいには良くなるといいなぁと過ごしていました。体はだるかったけどシャワーを浴びるとさっぱりするかもと昼食後シャワーに入りました。少しサッパリしてホッとしたのも束の間。なんだかもっと怠いし、寒い。ひとまずベッドに入って布団をくるまっているとちょうど看護師さんがきてくれたので、寒いことを伝えると、熱を測ってみましょうと。すると38.8度も！体は寒いし、指先は震えるしで大変でした。すぐ点滴を入れてもらい、しばらくすると寒気はおさまり、今度は暑くなってきました。この日までずっと37度台の微熱は続いていましたが、こんなに高い熱は初めて。もしかしたら口の中の傷口から感染したかも、、と一気に不安に。タイミングが悪いことにこの日は休診のため先生の診察は翌日に。熱冷ましを飲むと37度台まで下がり、夜にはだいぶ楽になりました。感染してしまうと、傷口を洗浄したり、最悪再手術も。。不安に駆られながら眠りにつきました。
- 術後4日目
  夜は鼻詰まりでなかなか眠れません。点滴で痛み止めと眠剤を入れてもらって寝ましたが、朝起きると体が重くだるかったです。顔の痛みや腫れは朝が一番ひどくて、お昼にかけて徐々に良くなってきます。そして、ついにこの日の夕方からやっと食事が開始されます。前日あたりから、お腹すいたなー、何か食べたいという気持ちが出てきていました。日中は担当医の診察に呼ばれ、口の中を見てもらいました。引き続き口の中を清潔にとのこと。ジェットウォッシャーとうがいは欠かさず行っております。その後は特にやることもないので、院内をうろうろ。売店に行ってみたり、談話室まで散歩したりと過ごしました。そして夕方に流動食の開始。葛湯とポタージュ、野菜ジュースが出ました。これに加え、経口栄養剤(メイアクト、メイバランス、クリミール、エンシュア等)が処方され、1日2本をノルマに飲むことになりました。葛湯は甘すぎて少ししか食べられず。。ひとまずノルマの栄養ドリンクから飲むことにしました。甘くて飲みにくいと言われていましたが、意外といける！飽きたら無糖のコーヒーや紅茶を少し入れると味が薄くなって飲みやすかったです。ポタージュも半分くらい食べてごちそうさま。久しぶりの食事だったのであまり食べられませんでした。ちなみに、顎間固定をしたまま食べるため、歯の隙間から流し込みます。注射器のようなスポイトのような器具にスープ類を入れて口に流し込みました。普通に食べられないのが少し悲しかったです。。
29Nov
- 術後3日目
  術後3日目。この日から少しずつ症状が良くなってくるよ。と先生や看護師さんたちから言われて言いましたが、ほんとかいな。。と少し疑いながら朝を迎えました。でも痰も減り、吸引の回数も極端に減りました。本当に少しずつ回復している！と実感できた日でした。ちなみに、痰は減りましたが先生曰く、手術後チューブを鼻と口に入れていた（私は意識がないため実感がない）ため、鼻と口の中が腫れて荒れているため、鼻血や痰が3週間は出る。鼻詰まりもよくなってくるのは術後1週間してから徐々に。との事でした。この鼻詰まりが結構苦しくて、夜中何度か起きてしまいました。またこれまでの私の口の中の状態ですが、この鼻詰まりがあるため、顎間固定をしてしまうと苦しくなってしまうため、特に何もしておりませんでした。術後3日目のこの日、朝から担当医が回診に来てくれ、軽くゴムかけをしてくれました。がちがちではないため、口は少し開けられます。でも少し息苦しい。慣れるまでの辛抱です。微熱はまだありましたが、この日からシャワーOK。顔のテーピングもやっととることができます。シャワー時間を待っている間、院内をなるべく歩くようにし、病棟を何度も往復しました。するとせき込んでしまい、口の中に何かの塊が。。驚いて看護師さんに診てもらうと、大きな血の塊が。。。術後3日目で少し痰や鼻血が落ち着いてきていたのに、とてつもなく大きな血の塊が出てきてしまい、ショックでした、自分ではどうしていいのかわからなかったので、看護師さんに吸引してもらいました。気を取り直して、シャワー。久しぶりのシャワーでさっぱりし、顔のテーピングも取りました。前日よりは腫れが少し引いているようでした。術後2日目にあまり書かなかったのですが、腫れのマックスは術後2日目でした。腫れてほっぺたがとても痛かったです。粉の痛み止めの他、夜中に点滴で痛み止めも入れてもらいました。3日目のこの日はまだ痛くて少し熱を持っているような感じはあるものの、前日よりはましでした。夕方になり、レントゲンを撮るため久しぶりに病院の1階へ。結構疲れました。この日も点滴のみで、食事は無し（水、お茶はのんでOK）。明日から流動食が始まるそうです。食事はしていないものの、1日3，4回ジェットウォッシャーを行うことと、イソジンでうがいするように指示がありました。感染を防ぐために、とにかく口の中を清潔に　との事です。相変わらず顔が痛いため、冷たいガーゼを顔に当てながら眠りにつきました。
27Nov
- 術後2日目
  長い夜を終えた後、やっと朝に。相変わらず痰は出ますが、前日よりは減った模様。しかし、あまりよく眠れていないため、ヘロヘロです。顔も前日より腫れてきました。オトガイもやっているため、下顎の感覚はありません。自分のものじゃないみたい。この日も点滴のみで食べることはできず。普通の方はこの日からスープ類の流動食が始まるようなのですが、私は手術の時に親知らずを4本抜いたことから、感染防止のため食事の開始は他の方よりも遅くなるとの事でした。特に何か食べたいとも思わなかったので、いいんですけどね。顔が段々腫れてきていて、熱を持った感じがします。看護師さんが冷えたガーゼを持ってきてくれたので、ずっと顔に当てていました。また、骨を切ったため、熱が常に37度後半あり、氷枕で後頭部も冷やしていました。この微熱ですが、私は骨の移動量が大きかったためか親知らずも抜いたためか、かなり続いており、退院日までずっと熱はありました。ずっと熱が高い状態ですが、それに体も慣れてしまっているからか、後半は元気よく院内を動き回っていましたけどね。笑退院して自宅でよく眠れるようになったら平熱に戻りました。痰が絡んで気持ち悪さは続きますが、ベッドでじっとしているのにも飽きてしまい、点滴を押しながら病棟フロアを少しお散歩しました。談話スペースから見える外の景色が恋しくなりましたが、1週間後には絶対退院してやるとの決意を胸に、寂しい気持ちをぐっとこらえました。夕方、担当医が様子を見に来てくれました。とても忙しいにもかかわらず丁寧にこちらの質問に答えていただき、それだけで安心しました。「明日にはもっと良くなっているし、顔のテーピングも取れるし、お風呂にもはいれるようになるから頑張りましょう」との事。夜は相変わらずあまり眠れず。痛み止めと、鎮静剤を点滴で入れてもらって、少し眠ることができました。
- 術後翌日
  「ぽにさーん」と呼ばれる声で意識が戻りました。「管を抜きますよー」と言われ、口？鼻？なら管が抜かれたようです。意識は戻りつつあるのですが、2度寝しているときのような感じで、どうやって管が抜かれたのか、どうやって病室まで戻ってきたのかあまり覚えていません。ただ、この日の担当の看護師さんもとても元気な方で、「頑張りましたね！」と明るく声をかけてくれていたのだけ覚えています。その後、自分の病室へ運ばれ、体を起こしました。事前に聞いていたように、気持ちが悪く、何度も嘔吐。この時点では顎間固定されていませんでした。血を飲み込むと気持ちが悪いので、チューブで吸引。それでも間に合わず嘔吐の繰り返しでした。一番つらい夜は眠っていたため、まだましなほうなんだろうけどそれでも大変でした。時計を全く見ていなかったので何時に病室に戻ってきたのか、どれくらい時間がたったのかわかりませんが、おそらくお昼ごろには少し落ち着いてきたような気がします。看護師さんより、「トイレに行ってみますか？早く歩いたほうが治りもいいですよ」と言われ、一刻も早く良くなりたかったため、気力を振り絞って立ち上がり、トイレまで歩きました。無事に尿管も取れました。顔回りは包帯やらスポンジのようなものでぐるぐる巻きだったのですが、歩けて尿管も取れたということで、それらも外してもらいました。この時点で顔回りには腫れ防止用のテープのみ。髪の毛がぼさぼさだったのが嫌で、手早くみつあみに。ポニーテールだと後ろにもたれたときに邪魔だし、髪の毛が長いので縛らないと邪魔になる。。入院前に美容院へ行っておけばよかったなと思いました。その後も嘔吐と吸引の繰り返し。ベットの背もたれをマックスで起こして、もたれながらうとうとしていました。面会時間になり、主人がやってきてくれました。コロナのせいで、手術に立ち会いはできませんでした。また、手術後はICUにて一晩眠り続けていたため、手術後会うのは初めてです。せっかく来てくれたのに、気持ち悪くて全く余裕がなく、ほんの少しだけ話した後、すぐに帰ってもらいました。というところ来てくれたのに申し訳なかったなぁ。。主人が帰った後、また嘔吐。辛かったけど、先生や看護師さんからはつらいのは3日だけといわれていたため、粛々と耐え続けました。夕方になると嘔吐は少し落ち着き、あとは痰との闘いのみとなりました。痰がたまてしまうとまた気持ち悪くなってしまうので定期的にチューブで吸引。夜頃には痰も少し減ったような気がします。すこーしだけ気持ちに余裕が出てきて、自分の顔を写真に撮ってみました。今見返すとかなりしんどい顔をしています。笑その後、歩いたほうが気持ち悪さもなくなるとの事だったので、トイレに行ってみたり、談話スペースまで行ってみたりと少しだけ動いてみました。この日は点滴のみで絶食。特におなかすいたとも思わなかったので問題ありませんでした。夜はほとんど眠れず。30分寝ては痰が詰まってせき込み起きるといったことを繰り返していました。でも30分ずつでもまとまってうとうとできたのはいいほうなのかなと思っています。ベットの頭は無論マックスまで起こしたままなので、おしりと腰は痛かったですけど。。。こうして長い夜を超えました。
- 手術当日
  手術当日です・5時30分ごろ目が覚め、ノルマだった経口補水液を飲み切りました。この日は朝6時までしか飲み物を口にしてはいけない決まりだったので、最後に飲めて一安心。カーテンを開けて、身支度を整え、テレビを見て時間まで過ごしました。手術後はICUに一泊します。ICUにもっていく持ち物すべてに名前を付けなければいけなかったので、準備しました。8時ごろ、看護師さんが手術着とT字帯を持ってきてくれたので着替えて部屋で待機。少し緊張してきました。8時40分ごろ、看護師さんが迎えに来てくれて手術室まで移動。とても元気で明るい方で、これからの手術について励ましてくれました。また、「初めての手術が骨切りとはすごい度胸ですね！これを乗り越えられればどんな手術でも受けられますよ！」と言われました。笑　どんだけつらいんだ。。。笑手術の部屋には1組ずつしか入れないため、自分の順番が来るまで待ちます。名前を呼ばれ、手術室へ移動。看護師さんに激励され、ドキドキしながら手術台へ登りました。手術時間は6時間ほどを予定との事。オトガイまでやってしまうので、時間かかりますよね。。この病院では手術当日は麻酔を覚まさずに眠ったままICUに一泊することになっています。なので私はこの後眠ってしまったら翌日までずっと意識がありません。一番つらいといわれている手術当日の夜を眠ったまま過ごせるのはいいことですが、自分が知らない間に1日経ってしまう、自分の知らない1日ができてしまうということが急に怖くなり、緊張もあって手術台の上で涙。。麻酔科の看護師さんたちが「緊張しますよねー」と慰めてくれました。複数の看護師さんたちに点滴や、足のむくみとりなどをてきぱきと付けられ、「それでは徐々に眠くなる薬を入れていきますね。深呼吸してください」と言われて、深呼吸をしたところで、意識がなくなりました。。
- 入院
  私は術前矯正を約1年行った後、某総合病院にて手術を行いました。手術前日から入院し、そこから10日目で退院でした。入院日は午前中より総合病院へ聞き、入院の手続きを終え、病棟へ。身長、体重を測り看護師さんから院内の説明を受けました。私は個室を希望したため、一人のんびり荷物整理を行いました。個室にしたのは大正解。通常は4人部屋ですが、差額料金を払ってでも個室にすることをお勧めします。この後の記事にも記載しますが、術後は吐き気や痰が夜中でもあるため、同室の方々にかなり気を使うことになります。同室の方が皆、顎変形症で同じ手術を受けたまたはこれから受ける方々ならいいのですが、総合病院の場合はあらゆる症状の方が同じ病棟になる可能性が高いです。私の入院した病院も口腔や形成以外にも消化器系の方や、がん検査の方、ヘルニア手術の方などが同じ病棟にいたようです。夜中、痰をチューブで吸引する音や、別途の背もたれの高さを調整する際の音などで同室の方を起こしてしまうのも気が引けます。また、同じように顎変形症の手術をした方の多くもそうであったように、私の病院も術後の歯磨きができないため、ジェットウォッシャーで食後の歯磨きを行うこととなります。これが慣れるまで大変。洗面台はビショビショになるし、音も結構大きい。その点の気遣いが不要なため、個室にしてよかったと本当に思いました。術後4日くらいは本当に生きることだけで精いっぱいなので、他のことに気を使わなくてよかったのは本当に正解でした。さて、話は入院日のことに戻ります。荷物整理が終わるとお昼ご飯。これがなんとも味気ない。ごはん、みそ汁、魚（かなり小さい）、小鉢　たったこれだけ。。術後しばらくは固形物が食べられなくなるので、個々の病院食が術前最後の晩餐になるのかと思うと悲しくなりました。この日は特に食事制限はないため、夕食には売店で追加で何か買って食べてやると決意！ひとまず昼食を食べ終えました。昼食後は看護師さんから、術後にどういった状態になっているかの説明、痰を吸引するチューブの使い方、この日の9時以降は経口補水液以外は飲食禁止との説明を受けました。その後、外出届を出して、矯正歯科へ。ワイヤーに手術用のフックを付けてもらいました。入院中はしばらく外出もできないんだなぁと少し寂しくなり、矯正歯科の周りを少しぶらぶらして、病院へ戻りました。病院へ戻るとすぐにお風呂の時間。個室といえども、お風呂・トイレはついていません。お風呂は予約制なのであわただしく済ませました。そのあとは売店へ行き、エスニックサラダとアイスクリームを買いました。夕食もやっぱり味気なかったため、売店で買って正解！最後の晩餐を終えました。食後、暇になるとつい手術のことを考えてしまいそうになるので、動画配信サイトにてドラマを見てなるべく楽しく過ごそうとしました。別記事に入院時にもっていってよかったものをまとめようと思っていますが、ポケットWi-Fiをレンタルして持って行ったのは正解でした。夜には娘ともビデオ通話を行い、私がいなくても元気な姿を見ることができてホッとしました。つうわちゅ、私が少し寂しくなり、涙ぐんでしまいました。笑20時ごろでしょうか、担当医に呼ばれて、翌日の手術の説明を受けました。事前に撮影したレントゲンをもとに、私の頭蓋骨が作成されており、それを使っての説明でした。先生曰くかなり下顎が後退しているため、回転させてから前に出す。それだけでは足りないのでオトガイも同時に行う。との事。なかなか複雑で大変な手術になしそうでした。こちらからはとにかく「よろしくお願いします」と先生に伝え、無事に終わることを願いました。そのあとは24時ごろまでドラマを見て、リラックスのためストレッチとヨガをやって眠りにつきました。ですがやっぱり緊張しているのか、眠りが浅い。寝てはいるんだろうけどどこかで意識がしっかりあるような感じで、あまり休まりませんでした。
- はじめに
  こんにちは。ぽにぽにこと申します。都内在住、30代　女です。このブログをご覧の方は顎変形症で検索してたどり着いた方が多いのではないでしょうか。私の症状は上顎前突（いわゆる出っ歯）下顎交代（いわゆる顎なし、口ゴボ）左右非対称の3つの症状があわさったかなり厄介な変形症です。2020年11月にルフォーI型骨切り術 (Le Fort I)下顎枝矢状分割術(SSRO)オトガイ形成の3つを1度の手術で同時に行いました。術前矯正があり、保険適用です。現在進行形で術後のダウンタイム中です。顎変形症　で検索すると、下顎前突（いわゆるしゃくれ・受口）の症状の方が多く、下顎後退の症例および手術の実体験を見るのは少ないのではないかと思います。私もそうでした。顎変形症として治療をするか悩んでいるときに、論文、ブログ、Twitter、インスタ等で調べましたが下顎後退の事例は少なく、これからの治療に対して非常に不安でした。そんな方々の役に立てればと思い、このブログにて記録を記すことといたしました。いろいろな方のブログを見ても載っていなかった症状や、手術の時のこと、術後の入院期間のことを中心にまとめていこうと思います。術前矯正については、たくさんの方が歯列矯正のブログに記してくださっているかと思いますので、当ブログでは時間があれば書きますが、基本的には手術・術後のことをメインに書きたいと思います。尚、現在もダウンタイム中ですので、今後状況は変わっていきますし、個々人によって症状は異なるかと思いますので、当ブログについては、こういう人もいるんだなぁ程度に参考にしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。