花沢健吾の漫画
『ルサンチマン』を再読
パラパラと
花沢健吾さんはアイアムアヒーローの漫画家さんです。

しかし、この主人公の汚いこと。
見た目も、性格もあんまりよろしくない
作中で同僚の女の人に『生理的に無理』と言われてしまう。
とても悲しい。
女性にもてナイ男性(主人公)が、仮想現実の世界に現実逃避をするが、その世界の女性(月子)は、別に好きな人がいた、という話。
読んでて終始思ったのは、
自分もカッコイイ男ではないけど、ここまで気持がられてると人生はネジ曲がるだろうなと。
と、言いつつ、主人公が思ってるよりも、周りのみんなには嫌われてなく(意地悪はされたりしてるけど)、先輩やおじさんや、お父さんお母さん、友達、同僚の女性は、気にかけてくれたりしてる。
でも、やっぱり女性と恋愛関係になってない(経験がない)のが、ものすごくコンプレックスであり、心残りであり、自信も持てない状態。
わからないでもないんですけど。
いや、強くわかる。
好かれたい、嫌われたくない
ものすごく、そこら辺は共感できる漫画です。
ただ、せめて、もう少し好かれるように主人公なりにしたら、もっと好かれるのではないか?
そんなに甘くないか?
などと漫画を読みながらいろいろ考えたりしました。
主人公も結局は、可愛い女の子(月子)が好きなわけで、オンラインの中では自分をかっこよくアバターを作るわけで、ルッキズムの中で生きてるのだけれど、
などと、考えてしまう
ループします!
読んだことある人はぜひ感想を教えて欲しいー

