poneconという女

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mikkoの頭の中を整理するためのBlog

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出会いには色んな種類がある。
最近だとSNSや相席カフェ、もちろんCLUBや道端ですれ違う人ともそう。

それを生かすも殺すも、自分次第。

本気になるも、ならないも自分次第。

32歳目前の蟻子は、果たして幸せになれるのか。

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出会いの始まりは、相席カフェ。
恋活パーティーで知り合った年下の希と、軽くお茶する感覚で店を利用した。
もちろん、恋活パーティーに行くくらいだから、出会いは欲しい。
でも、変な人に捕まったら八方美人な私たちは、簡単には逃げられない現実があるのも知っている。
一か八かの、ある種賭けのようなもの。
1組目が勝負どころ。
面白かったらそのままステイ。
つまらなかったら、直ぐに違うお店へ行こうって決めていた。
~もちろん、私達に1組目の相手を選ぶ権利はないのだけれど~

どちらかといったら、蟻子はギャンブル好きなのかもしれない。
ハラハラドキドキ、抑鬱の繰り返しに疲れる反面、1ミリの幸福感に期待してしまう年増の夢見る少女のようだ。

「痛々しい。」

反対に、希は人見知りで自分の気持ちを隠してしまう性分。
きっと、気になる人が蟻子と被ったら、譲ってしまうだろう。
出会いの場には行くけど、慎重派。冒険はしない(ハズ)。
蟻子にもまだ、本性は発揮していない。

「知れば知るほど、気になる存在。」

店に入ると、客数は男女共に少なく見渡す限り1組4人の男女と、待機中の男性2人を合わせて6人。

必然的に、蟻子と希は待機中の男性2人組と相席をする事になる。

着席し、そそくさと話を始めようとするバツイチ40歳のクリス。
気を使いすぎて、可哀想で面倒くさいくらい空回りする32歳独身のドン。
顔はまぁ悪くない。

そんな男性2人のペースに関係なく、蟻子は希を誘いドリンクを取りに席を立つ。

着席し、乾杯を済ませるとクリスは一方的に話をし始め、1人で勝手に騒ぎだす。
それを見兼ね、ドンは蟻子と希へのフォローをする。
それを気にする事なく、蟻子は持ち前の毒舌で笑いを誘う。

クリスとドンは、会社のメンバーと4人でここを訪れており、女性が来てくれて良かったと話をすすめる。

そのうち、前者の女性2人が帰った事により、蟻子と希は30分後にはローテーションが決定。
クリスとドンは、6人で飲みたいと店員に提案。今回は、女性客が不足している為、特別に要望が通った。

新たにバツイチ子持ち50歳のハナワと、36歳独身のワイン好きアツシが加わり、6人で乾杯する。

ドンはドリンクを取りに行ったり来たり。
アツシは空腹の為、食事を摂り、大御所バツイチ組は蟻子と希の機嫌を損ねないよう会話をすすめる。

45分経ったところで、二次会に6人で行かないかと提案され、近くのバルへ向かう事となった。

ワインが飲めない蟻子は、カクテルを頼みながら、マイペースにお酒やデザートを楽しむ。
クリス、ドン、ハナワは女性との飲みの場が楽しくて俺が俺がと話をし続ける。
そして、その場をなだめたり見守り続けていたアツシと希がワインの話をし始め、蟻子はドンからの求愛を毒舌で交わしていた。

酒の場、バツイチ2人にとっては、よくある光景なのかもしれない。


クリスは蟻子を気にいるが、ドンの酒癖で求愛に滑車がかかってからは「お似合いだよ」とふて腐れる空気を醸し出す。

それを見て笑うハナワ。

それを気にしない、アツシと希。

側から見れば、4人の男性が2人の女性を取り合う。
滑稽で面白い風景だろう。

その日は、3次会に行きたいというドンの熱いお誘いを軽くあしらい、皆で連絡先を交換した後、蟻子と希は店を去った。