ふる頭の上では、透明なチューブの中程で、ポタポタと雫が落ちている、チューブの先の大きな袋には、透明な液が揺れている。直ぐ隣には、更にもう一袋、銀色のフックにかけられている。
どれくらい経ったかな…
また、目を閉じる…
「はい、Iさん、終わりましたから、針を抜きますね。」
何度も看護婦さんが見に来られて、途中にお手洗いに行ったのも、手元のコールボタンも押さなくとも、点滴バッグを持ち一緒についてきてくださる。
「あれから、ご主人に話し聞いてもらえました?」
「あ…いえ…まだ、じっくり話しはしてないんですよ…うちは、すごく歳が離れていて…あの…15歳も私が歳上なんですょ。」
どれくらい経ったかな…
また、目を閉じる…
「はい、Iさん、終わりましたから、針を抜きますね。」
何度も看護婦さんが見に来られて、途中にお手洗いに行ったのも、手元のコールボタンも押さなくとも、点滴バッグを持ち一緒についてきてくださる。
「あれから、ご主人に話し聞いてもらえました?」
「あ…いえ…まだ、じっくり話しはしてないんですよ…うちは、すごく歳が離れていて…あの…15歳も私が歳上なんですょ。」