私とカメラについて 2/2
前回の続き。EOS 30Dを買ったのが2008年5月25日で、ペンタックスK10Dを入手したのが2009年5月ですから、その後10年近くは何かと忙しかったんでしょうね。2010年5月に転職、2010年11月に結婚、2013年11月に子ども(双子)誕生。仕事やら家庭のことに忙しかったんだと思います。写真とかカメラって、やっぱり時間的な余裕が必要です。きっかけは2017年10月に、コンパクトデジカメ買い替えを思い立ったこと。どうしてもデジタル一眼レフより画質面では劣るコンデジも、デジタル一眼レフを持っていくほどでもないような場合には便利です。子どもの撮影に関していえば、画質云々よりも、そのシーンを記録しておくことが大切なことが多いと思います。しかし、コンデジの画質がどうしても我慢できなくなるときがあって、そういうときに買い替えてしまうわけです。今回はIXY 620Fという10倍ズームのコンパクトデジカメを2014年に1万円くらいで買って、運動会などでも重宝していたのですが「やっぱりもうちょっと綺麗に撮りたい」という気持ちが高まって、中古で買える1インチ撮像素子のコンデジを手に入れよう、と決心しました。結論としてはSONY RX100(初代)を買ったわけですが、中古カメラを久しぶりに延々と見ていると、NEX-6という機種を見つけました。ミラーレスで、APS-Cサイズの撮像素子で2万円強。これって安いんじゃないのかな、というのが第一印象でした。いろいろと調べていくと、手頃な価格で魅力的な使いやすそうなレンズもないし、買うほどのことではないだろう、という結論に達しかけていたのですが、検索エンジンのキーワード候補に「NEX-6 オールドレンズ」というのがあったのでクリックしてみたら、「マウント・アダプター」に行き着きました。昔、EOS 55Eにマウント・アダプターを付けて、M42とニコンFマウントのレンズを付けて遊んでいたことがありましたが、まあ不便なものでした。自動絞りではなくなる上に、露出計は信用できない精度になるし、EOS 55Eのファインダーはマット面でピントを合わせにくい。しかしNEX-6はEVFなので絞り込んでも明るく表示してくれるし、MFアシストとピーキングでピント合わせも比較的容易。マウント・アダプターも安いものなら3000円くらいで買える。そんなわけで、2017年12月にNEX-6を買いました。カメラのキタムラのネット中古で一番安くて、AB評価の個体を2台最寄りの店舗に取り寄せ、比較検討して購入。2万2980円でした。