3連休が明けると、

火曜が月曜で

水曜が木曜で

木曜が金曜。

金曜が土曜で土曜も土曜で日曜は日曜。



さ、ランチ営業いってこよ。
Nobody's Perfect-2011031414020000.jpg

ガソリンスタンドへ続く長い長い列。原チャリに「たった」4リットルのガソリンを入れるために。
水曜、木曜とオフクロの様子を見に、田舎に帰ってたんだけど。

当初は今日昼過ぎにゆっくり出て鈍行で寝て帰って来て18時頃から店に出ようかな~なんて予定を立ててたのが、14時に東京で打ち合わせの用事が入って急遽早起きして帰って来た。

ねむいな~なんて思いながら打ち合わせしてたんだけど、15時ちょっと前、もうすぐ話が終わり、って時に、キタ。

ぐら、ぐら、ぐ~らぐら、ぐらぐらぐら~みしみし、みし、みしみし

「・・・長いっすねぇ・・・」

「・・・・そぉ~・・・ですねぇ・・・」

「・・・・・・や、ばい、ですかね・・・」

「いやぁ~、これは・・・お店、大丈夫ですかねぇ・・・」

「・・・いやぁ~、ボロいから、ヤバいかも、ですねぇ・・・あはは・・・」



でまぁ、大きいのが収まるまで待って、店に行くと。

とりあえず客席の棚にある一升瓶たちは無事。
ところが、ドリンクカウンターが結構ヤラれてて、冷蔵庫から飛び出したグラスは粉々に割れて床に散らばってる、重いスチール棚に置いてあったワインやらホッピーやなぜか紙パックのグァバジュースなんかが割れて飛び散って床からあま~い異臭が漂ってる。

スピーカーは線が抜けて「なぜそんなところに!?」って場所に転がってる、重た~い鉄板テーブルがホールの中央に向かって集まってるし、レジは台ごと廊下の中央に出て来て通路を塞いでるし、50kgはあるであろうビアサーバーは手前に40cmぐらい移動して来てる。

J-WAVEをつけたら、「みなさん落ち着いてください」って喋ってるナビゲーターの声が、泣いてる。わかるけど、ダメだろう。でも無理もない。

座敷に行ってみたら、棚の上にあるスピーカーと扇風機2台が、近くのテーブル上の調味料の上に落ちたらしく、なかなかの大惨事になってた。

「・・・扇風機、きたねぇなぁ~・・・」

「慌てちゃいけない」っていつも思ってるから、感情が麻痺してるのかもしれないけど、でもとにかく慌てちゃいけないからな。

「片付け終わったら扇風機を解体して掃除しよ」と。いちばんどーでもいいことをやろうと、自分に対するポーズだったのか、実は途方に暮れてたのか。

でも19時に8名、来ちゃうんだよなぁ~・・・とテーブルの用意を始めてみたら
余震がきて座敷全体が「みし、みしみし、ゆら~、みし」って。

「ダメだなこりゃ」


でまぁ、実はなかなか大変な感じで2店舗分の片付けを終わらせて、電話は全く通じなかったけどメールは大丈夫だったみたいなので、「今日は休みなさい」メールを何人かに送り、電話にでんわ~だったバイトが来ちゃったり。

「来ちゃったなら明日の準備だけやってってもらおっか」

「そうっすね」

「ケータイ通じる?」

「ダメっすね」

とか。




満月に戻って、19時にご予約の8名さまにずっと連絡してたのがようやく連絡が取れて、ガステーブルが危険なので閉店する旨を伝えて予約をキャンセルしてもらい。

で、宣言通り(誰に宣言?)扇風機を解体してピカピカに洗浄し、棚の上に上げるのは危険なので床に放置して。

お土産を買って来てたので、満月ならびの焼き鳥屋に持ってってビールを2杯飲み。

「どーすんの?今日。やんの?」

「いやー、閉めようかと」

「だよな。電車止まってるっつーし、な。オレもこれ飲んだら帰るわ。」

とかとか。



「なるようにしかならん。とりあえず食って飲めるうちは食って飲んで、眠れるうちは眠ろう」

と開き直り、セブンに買い出しに行けば、おにぎりの棚が空っぽ。
真っ白い空っぽの棚がまた、現実味が無い。
レジには応援社員が駆け付けてきてる。総菜が飛ぶように売れてる。コンビニ特需。

なんだか疲れて、メシ食ってとりあえず寝て。

目が覚めて「あ~。明日の肉の発注、どーしたもんかな・・・念のため豚バラスライス2kgだけ、取っとくか・・・そーいや今日肉屋、来なかったな・・・」なんつって肉屋に電話・・・あー、繋がらねぇのか。

テレビを点ける。

エラいことになってる。

車がゴミのように流れてる。

街が燃えてる。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1365318/Japan-earthquake-tsunami-The-moment-mother-nature-engulfed-nation.html




どーしたもんか。

とにかく明日は、店開けよう。
家にいたって、クソの役にも立たないし、だいいち何だか、現実味がなさすぎる。



残酷な現実ほど現実味がないなぁ