皆様こんにちは。エンザキです。

先日、バスコレ第19弾が発売されました。京都市バスが今回も入っており、BOXでの1台のほか、バラ売りで数を揃えたいところです。



詳細なレビューは他の方に譲るとして、京都にゆかりのあるこの2台(特に京都市バス)を見て行きたいと思います。




京都市バスはKL-MP37JK改が製品化されました。ニューエアロスターノンステップの純正ボディ、屋根の中央付近にCNGタンクを載せているのが特徴の車です。
車番は1264、同車でも燈火類が変更された新しいタイプで、九条京阪バス委託などに所属しています。
古いタイプの924等はリアのライト周りがやや異なるので、そのまま調整系統には突っ込めないのが難点でしょうか(タイプモデルとしては充分だと思いますが)。

方向幕は新幕の「西洞院通 京都駅|50」で、同車の典型的な運用先が選択されています。この他に新幕では6系統や100系統(梅津車)などでも充当されているので、幕を変えるとしたらこのあたりでしょうか。
ちなみにこの幕は50系統でも京都駅行きの末端幕で、立命館大学発車時は二条城も幕に書かれています。そのため、二条城~西洞院通~三哲操車場付近で顔を合わせる車には適していますが、立命館大学~二条城などの風景ではちょっとおかしな表示ということになります。細かいですが。
なので、個人的には50系統ならば「二条城 北野天満宮 立命館大学」が良かったのですが……これは幕替えで対応することとします。




リアからです。方向幕の印刷は前回品の18弾と同様、ガラスパーツの裏側から印刷されています。
リアのライトが下部分のみにあるのは新しいタイプで、古い車は車いすマークのあたりにもライトがあったりします。
このリア、金属の取手のようなモールドが省略されて印刷になっています。18弾ではちゃんとモールド+印刷だったのですが……。




屋上です。普段は見ることの少ないCNGタンクの細かい表現がしっかりとなされています。実車からするともうちょっとカッチリしていても良さそうですが、十分な出来かと思います。




次は京阪バスです。
形式特定は得意じゃないのですが、社番のB-1767で検索するとちょこちょこ情報が上がりまして、P-MP218M……なんでしょうかね。90年式らしいです。
15年程度で廃車とすれば、2005年前後まで活躍していたと言えそうです。
幕は「比叡山頂|57」で、京都駅前に乗り入れる幕です。先の京都市バスとはギリギリ共演していたかどうか、古いタイプなら顔を合わせていたかも、という微妙なラインです(笑) あ、もちろん並べる際は市バスを旧幕にしなきゃいけませんが。

新弾のインプレッションはこんな感じで、あとは工作ネタなどを。



こちら、やっと幕が入ったKC-MP747Mです。新幕の71系統で個人的なイメージを出してみました。




そして、ハイエース用に考えていたステッカーというのが、この2台。
左はデイサービスの送迎車、右は病院の送迎バスです。
KATOのハイエースのスーパーロングタイプはコミュニティバスや幼稚園バス、輸送車等様々な形態が見られますが、最近特に多いのが高齢者デイサービスの送迎車。超高齢社会となった我が国において、もはや町の風景には無くてはならない存在です。他にも、居宅介護支援事業所の名前入りの軽バン、訪問介護事業所の名前入りのバイクなども見られ、介護サービスの充実を感じさせます。

病院の送迎バスは三菱ローザや日産シビリアンなどのマイクロバスが主流ですが、過疎地域向けにハイエースを活用した事例も結構見かけます。近所の病院も山間の集落へ結構細かに走らせていて、これも高齢社会の一端なのかなぁと感じます。
なお、ここで使用した事業所・病院名は架空ですので、実在のものと異なります。予めご了承ください。




最後にこちらです。GMから発売されている三菱ふそう集じん車です。車両は三菱ファイターミニヨン、やや古めですがまだ今の車に混ぜても違和感のないスタイルのため作ってみました。




キット故か細かな造作がありまして、これもなかなか楽しいです。また、古いキットでありながらパーツの合いも良好、荷台の蓋は接着せずともきっちりハマって外れません。




毎度恒例の道路ジオラマです。斜めに分岐する道路は初めて作ってみましたが、結構変化が出て良いですね。




最後にちょっとしたネタを。
こちら、塩小路堀川の交差点にある交通分離帯ですが、ご覧のように反射材、デリネーターが並べられていますが、分離帯そのものは植え込みもなくかなりシンプルです。予算の都合なのかもしれませんが、ジオラマで大きな交差点を表現するヒントになればと思い取り上げました。


今月はもう少し更新頻度をあげたいですね……
それでは、また。