20121017 告知 | 毎日を大切に。

毎日を大切に。

32歳で子宮頸がん発覚。2a2期診断で2012年11月広汎子宮全摘(卵巣片側温存)。
確定は2a1期、リンパ節転移1カ所、扁平上皮癌+神経内分泌癌が見つかり、化学療法6クール実施。
2014年1月に再発転移確認、TC療法×2クール・放射線治療実施。

いよいよ結果がわかる。

大丈夫、大丈夫と言い聞かせつつ、時間つぶしのための本を読む。予想より面白くて割とあっという間だった。
(ちなみに誉田哲也の「ハング」)

そして呼ばれる。

開口一番
「やっぱりがんでしたよ」

…やっぱりってなに!?そんなこと何も言わなかったやん!!

と、一瞬キレましたが、すぐに「がん」という事実がのしかかりました。

細胞診はクラスⅣ、組織診は扁平上皮癌。
初診のときにエコーで子宮頸部の大きさが3センチくらいだったので、
それが全部癌腫瘍だとすると1b1期で、子宮摘出になる、とさらっと説明されました。
治療ガイドラインを見せながら。


頸がんかもとは思ってたけど、円錐切除でいけると思ってた。
だって、昨年は何ともなかったのに。
変だなって思ってからも半年ぐらい?

なんで、全摘なのかと。

子どもは無理かもなとは思ってた。
なんせ生活は荒れ荒れだし。彼氏数年居ないし。
でも、子宮をとる=物理的に産むことが無理になるなんて思ってなかった。
がんだなんて思ってなかった。


そんなことで頭がいっぱいで、どうしても泣けてきて、必死で堪えながら、でも泣きながら話を聞いてた。

治療選択は、まずは子宮とその周辺をとる、広汎子宮摘出。
でも、ガイドラインにはのってない、実験的なものだけど、某大学病院では子宮を残す手術もしている。
もし残したいならそちらの話を聞きに行ってもいい。

もしここで手術するなら、10日後ぐらいで手術予約可能。

今日決めなくてもいいけど、1ヶ月も待つわけには行かないし、
よそに聞きに行ってもいいけど、検査は受けてください、と言われ、CTとMRIを翌日予約。
(そういえばMRI予約、初診のときに既に入ってて、間違いじゃないのか確認したな…)

その日はそれで終了。
出勤予定だったから、そのまま会社に向かったけど、頭の中は固まってた。