いよいよ結果がわかる。
大丈夫、大丈夫と言い聞かせつつ、時間つぶしのための本を読む。予想より面白くて割とあっという間だった。
(ちなみに誉田哲也の「ハング」)
そして呼ばれる。
開口一番
「やっぱりがんでしたよ」
…やっぱりってなに!?そんなこと何も言わなかったやん!!
と、一瞬キレましたが、すぐに「がん」という事実がのしかかりました。
細胞診はクラスⅣ、組織診は扁平上皮癌。
初診のときにエコーで子宮頸部の大きさが3センチくらいだったので、
それが全部癌腫瘍だとすると1b1期で、子宮摘出になる、とさらっと説明されました。
治療ガイドラインを見せながら。
頸がんかもとは思ってたけど、円錐切除でいけると思ってた。
だって、昨年は何ともなかったのに。
変だなって思ってからも半年ぐらい?
なんで、全摘なのかと。
子どもは無理かもなとは思ってた。
なんせ生活は荒れ荒れだし。彼氏数年居ないし。
でも、子宮をとる=物理的に産むことが無理になるなんて思ってなかった。
がんだなんて思ってなかった。
そんなことで頭がいっぱいで、どうしても泣けてきて、必死で堪えながら、でも泣きながら話を聞いてた。
治療選択は、まずは子宮とその周辺をとる、広汎子宮摘出。
でも、ガイドラインにはのってない、実験的なものだけど、某大学病院では子宮を残す手術もしている。
もし残したいならそちらの話を聞きに行ってもいい。
もしここで手術するなら、10日後ぐらいで手術予約可能。
今日決めなくてもいいけど、1ヶ月も待つわけには行かないし、
よそに聞きに行ってもいいけど、検査は受けてください、と言われ、CTとMRIを翌日予約。
(そういえばMRI予約、初診のときに既に入ってて、間違いじゃないのか確認したな…)
その日はそれで終了。
出勤予定だったから、そのまま会社に向かったけど、頭の中は固まってた。