ぼくはおつかいがにがてです
ライトノベルか邦画のタイトルのようですが、これは夫のことです。本当に苦手です。驚くほどに。お願いするとものすごく素早く買い物に行ってくれるので、とてもありがたい。だがしかし!たいていの場合お願いしたものが正確に私の手に入ることは無い。焼きそばを作るから、豚コマか豚バラ切り落としを200gね、と頼むと牛ロース200g買ってくる。「豚肉って高いんだなぁと思った」とか素で言う。ラベルの”牛ロース”は見えなかったの?そもそも見た目の赤さが違うでしょう?と言っても「はぁそう言われれば」。3つ頼むと絶対、絶っっっ対に2つは間違う、もしくは忘れる。1つしか合ってないって、はじめてのおつかいの3歳児より成績悪いでしょう。メモを書いてもメモを家に忘れる。メモを持って行ってもどこにしまったか忘れる。6年くらい前、自分が退院してふつうの生活に戻りかけたころ、夫も娘も以前のように私に頼るようになった。自分の身が保たないしんどさと家族の勝手さに腹が立つのと、自分が居なくなったらこの人たちは生活できないのではという不安。一緒にスーパーに行ったときに、夫に”木綿豆腐1丁”を、娘に”食パン1袋”を取って来てと頼んだ。2人は使命を背負ってそれぞれ目的の物を探し当て、ほぼ同時に私の元へ帰還。両手で戦利品を掲げて「ここれれででいいいいんだだよよねね!!」ステレオ放送。小学3年生と40近いおっさんが同じ行動同じセリフ。なんかあのときに諦めたものがある気がする。そんなおっさんが「新しいCDコンポが欲しい」と言い出した。店に一緒にいってーと頼まれけど、一人で頑張ってみてくれ、と新たな指令を出す鬼妻。案の定店から何度も電話を寄越して、指示を欲するおっさん。次々条件を出して候補の品を絞り込む鬼妻。たぶんヨドバシの店員は僕が電話に出て奥さんと話しましょうか、と言いたかったんではなかろうか。苦労のかい有って条件に見合ったコンポが手に入りました。なかなか良い雰囲気のコーナーができ、私も満足です。おっさ・・・夫も楽しそうです。娘が「クリスマスも塾だから先にプレゼント渡すね」とくれました。iphoneカバー。シンプル且つちょっとふざけててponのハートにジャストミート。毎日忙しいのにいつ準備してくれたんだろう。娘は確実に成長してるなぁ。