はじめに その2 大きな病院にて
2016年10月21日~11月4日大きな病院の消化器内科で検査を受ける。血液検査とエコー検査のほか、予約をして腹部MRI検査とCT検査を受けた。肝臓の病気が疑われるときに高値となるAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどは基準値よりも高かったが、11月4日の検査ではどれも正常値に落ち着いていた。しかし、アミラーゼ・リパーゼの膵酵素は11月4日の検査でも高いままであった。MRI検査やCT、エコーどの検査でも腫瘍や結石と思われるものは見つからない病的な変化は見当たらないという所見で「原因の確定ができない」というのが主治医の回答だった。総胆管は最大18mmまで拡張しているという検査結果の用紙が残っていたが、「このまま様子を見ましょう。また何かあったら来てください」と言われて終了した。血液検査の結果をたどると、このあと2016年12月に2度、2017年7月に1度計3度検査を受けている。11月までの数値ほどではないが、アミラーゼとリパーゼは基準値を超える値だった。とはいえ原因は特定できず、様子見という回答にとどまっていた。